ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(4/5/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とゆうなよ」

悠「しっとりさくさくなおれだ。」

ゆうな「鈍器っていいもんですよのあたしだよー」

優希「カントリーマアムか」

悠「おれ、アレ喰えないんだよ……チョコ入ってるから」

優希「喰ったって死にはしないだろ」

悠「いや、正気度が出目×50くらい引かれる」

優希「アンタもう発狂してるから平気だろ」

悠「そういうこというと銀紙丸めたものを奥歯で噛ませるよ?」

優希「うぇ……聞くだけでガクガクする」

ゆうな「あれってなんでギーンってなるの?」

悠「『ガルバニー電流』が起こってるからだろ」

ゆうな「食人?」

優希「カニバリズム……全然違うし」

悠「理科の実験で、塩酸の水溶液に、銅板と亜鉛版を入れて、中程に豆電球をつけた電線でつなぐと、豆電球が発光するってのがあっただろ。電気を通す液体のなかに、異なる種類の金属を同時に浸すと電気が発生するという実験だ。要するに唾液とアルミと歯の詰め物とか被せものの間でビリビリってなってるってことだよ。わかったか?」

ゆうな「プリキュアってカテゴリーは魔法少女なの?」

優希「女児童向けだからそうなんじゃないか?」

悠「……」

ぐりぐりぐりぐり……
ゆうな「ふにゅーほっへぐりぐりひないでー!」

悠「おれを無視するなんざ10年早い」

ゆうな「なんだ、わりとすぐだね」

悠「……」

ぐりぐりぐりぐり…
ぐりぐりぐりぐり…

ゆうな「はしゃまないで!はひゃまひゃいで!」


優希「っで、なんの話しだったけ?」

悠「童貞を三十まで守り続けたら魔法が使えるようになるって話しだろ。」

優希「微塵もしてねぇよ。」

ゆうな「インダストリーのマテリアルズは可愛いって話しだよ」

優希「そんな話ししてねぇよ」

ゆうな「じゃあすればいいぢゃん!」

優希「そういう言い方は父親そっくりだな」

悠「そんなに褒めるなよ」

優希「うるせぇよ脳みそ大鋸屑」

悠「ときどき、おれでも思いつかない様な暴言ぶつけてくれますよね」

ゆうな「めちゃうけるー」

悠「頼むからそんな頭の悪そうな喋り方やめてくれマジで」

優希「アンタ今、ギャルを敵に回したぞ」

悠「むしろ国が許可したらおれが全員処理して行ってやる」

優希「なんか恨みでもあるのか……」

ゆうな「幼子じゃないとダメなんだね」

悠「誤解される言い方すんな」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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