ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(3/17/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と崇さんよ」

悠「えーと……青天の霹靂を目の当たりにしているおれだ。」

崇「運動不足だと実感した俺だ。」

優希「包帯巻いてますけど……大丈夫ですか?」

崇「あぁ、これは大げさに巻いているだけだ。鎖骨にひびが入ってるだけで、たいした事はない」

悠「鎖骨にひびだけにしては血の匂いがするけど」

崇「ひびは大したことないが、肩と下腹に穴があいてるからな」

優希「それ重傷!!」

悠「おれもおへそに穴があいてるの」

優希「こっちは頭が重傷だ」

悠「昨日から……中二病だの頭が重傷だの興奮するだろ!!」

優希「ダメだ、もう手の施しようがない」

崇「これでコイツは正常なんだ。諦めろ。」

悠「ところで痛いのか?」

崇「痛くないといえばウソになるな。だが、一番は破傷風に注意したいな」

悠「どういう傷の負い方だ」

崇「破傷風になる可能性がある傷の負い方だ」

悠「リピートされたよ。」

優希「無視されなかっただけマシじゃない?」


悠「もう、おれはそういう扱いなんだね」

本郷「ふっ」

悠「うわっ?!ビックリした…なんだよ。」

崇「病院の時間らしい。悪いが、帰るぞ」

本郷「ふっ」

悠「まだ時間あまってるんだけど」

崇「代理を置いていく。上手くやっておけ」

清明「うっす。」

悠「誰っ?」

清明「運命なんてものは信じない。俺だ。」

悠「だから、誰だよ……いや、どっかで見たことあるような」

清明「あ、自己紹介が遅れました。涅槃清明だ。」

優希「えーと、じゃあ、ここからは崇さんから清明さんに引き継いでお送りします」

悠「初対面の人とどうトークしろと?」

清明「あ、俺はしってるよ。悠のこと」

悠「なんで?!」

清明「S・ウルフの集会とかでも見かけてるし、お得意様だから」

悠「お得意様?」

清明「あ、それはまぁいいや。せっかくちゃんと知り合ったんだし。よろしく」

悠「はぁ……よろしく。」

清明「にこにこ」

悠「うーん……ごめん、おれってこうして話すのは初めてだよな?」

清明「あ、そうなるのかな。会話っていう意味なら初めてだな」

悠「あー?」

清明「あはは」

悠「やべぇ……どうしよう。こいつ苦手だ」

優希「苦手な部類居たんだな」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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