ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(3/8/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とゆうなよ」

悠「青春まさかりのおれだ。」

ゆうな「思春期まっさかかさまの私だっ!」

悠「「まっさかり」な」

悠「まっさかり担いだ金太郎。青熊狩って、アラシ装備ゲット」

優希「何もかもが違う」

ゆうな「金太郎って……どんな話だっけ?」

悠「金から生まれた子供の話しだよ」

優希「なんだその話しは……桃太郎引きづってるだろ」

悠「桃太郎って桃から生まれたんじゃなく桃喰って若返ったジイさんと婆さんが性欲持てあましてハッスルハッスルして生まれた子供が桃太郎なんだぞ」

優希「言い方!」

ゆうな「へー、そうなんだ」

悠「桃には不思議な力があると昔からいわれてたんだ」

ゆうな「じゃあ、困ったときにはとりあえず桃食べときゃいいんだね」

悠「そうだ」

優希「そうだじゃねぇよ!!」

ゆうな「それで……金太郎はなにものなの?」

悠「裏世界を牛耳るボスだ。コードネームはゴールドマン」

優希「嘘八百だな」

悠「半裸で暴れまわってる奴だよ」

優希「語弊があり過ぎる」

ゆうな「知らないんだね」

悠「知ってるよ。あしがら山で熊を懲らしめるんだよ」

ゆうな「熊はなにか悪いことしたの?」

悠「存在自体が罪悪」

優希「全国の熊に怒られろ!!」

悠「金太郎はあしがら山で住んでて毎日動物と相撲をとって遊んでで負けた動物は鍋にされてたんだ。」

ゆうな「弱肉強食……自然の掟は厳しいね」

優希「なんで殺伐としてんだよ」

悠「童話はよくよく聞くとおぞましいことをしまくってるんだぞ。婆さんをかまどに突っ込んだり、狼の腹を裂いて石を詰めて井戸に着き落としたり。」

優希「そうだけど……。最近はマイルドな書き方とかにしてるし」

悠「そーいうは感心しないよな。残酷な部分をカットしていい部分だけ見たって物事の本質は見抜けない。表では善良な男だけど家ではDV野郎とかだったら最低だろ」

ゆうな「最低だこの野郎!」

悠「なんかおれに向かっていってないか?」

ゆうな「ツンデレ、ツンデレ」

優希「自分でいう?」

悠「いっとくけどおれはDVじゃないからな。むしろDVされてる側だ」

優希「ふーん」

悠「はーい、興味なーし」

ゆうな「お父さんはマゾだから痛いことされるのが好きッて稲葉さんがいってた」

稲葉「いったわ」

優希「わぁ……完璧に認めた」

悠「ケースバイケースで常にマゾって訳じゃないぞ。だから、そういうのをちゃんと見抜けれるようになりなさい」

ゆうな「はーい」

優希「さっきもいったけど何もかも間違ってる」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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