ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡
ー稲葉の部屋(仮)ー
稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」
禅「烏哭禅の…」
稲葉・禅「「電脳ラジオ!」」
稲葉「今日のゲストは戦神・空手界の王、坂神羅漢さんと娘さんの坂神まゆさんよ。」
羅漢「おう!よろしくたのまぁ。」
まゆ「まさか……父さんと出ることになるなんて」
羅漢「はっはは、いいじゃねぇか。どれ…俺ぁが先に話すぜ…道場の門下生がいってたやつだ。」
友達だった先輩が自動車事故で死んだ。
それから一週間くらいした夜中の1時頃、3才年上の姉キの部屋から話し声がしたんだ。
その時は「テレビでも見てんのか」と思って気にしなかったんだけど。
次の日、仕事が遅くなって夜中の2時くらいに帰ったら、また姉キの部屋から話し声がした。
テレビ付けっぱなしで寝てんのかと思ってノックしても反応がなく、部屋に入ったら誰もいなかった。
アレっと思ったんだけど、聞き違いかと思い、自分の部屋に入って寝ようとおもったら…
姉キの部屋が開く音がして、明らかに人の足音が廊下でしたんだ。
三分前に見たとき確かに誰もいなかったハズなのに…
本気で怖くなり、自分の部屋に戻った。
そして翌朝、姉キの部屋に行ったら、姉キの奴は普通に寝てんいた。
無理やり起こして「昨日何処行ってた」って聞いたら何処も行ってないって言い「夜中に廊下に出たか」って聞いても出てないと言う。
昨日お前は居なかったし2時頃誰もいないのに廊下に出る音がしたと言ったんだ。
羅漢「そしたら…そいつの姉は、平然と「あぁ、それは○○だ」と死んだ先輩の名前を言いったらしいぜ」
まゆ「じゃあ、僕だね。これも門下生から聞いたお話」
10年くらい前の話。
家の居間で、家族みんなでテレビを見ていた。
晩御飯食べたあとだから八時頃か。
当時小学生だった弟が急に立ちあがり、電話に向って歩き始めた。
弟は自分から誰かに電話するようなことはまずなかったので、誰に電話するんだろう、と家族みんなでなんとなく弟の方に注意をむけていた。
すると弟は受話器を取ると番号も押さずに誰かと話し始めた。
「え!? そうですか。はい」
弟はそれだけ言って受話器を下ろし、こちらに向いた。
「おばあちゃんが死んだって」
僕らは慌てたが、祖母のいる病院に念の為に電話してみると、ついさっき、それも5分くらい前に息を引き取ったと告げられた。
病院の事務員のほうが驚いていた。
これから電話差し上げようとしていたのにと。
僕らはなにがなんだかさっぱりわからず弟を問い詰めたが、やつはきょとんとしてこういった。
「だって、電話が鳴ってたのにだれも出ないから僕が出ただけなのに」
もちろん僕らは誰も電話のベルなんて聞いてない。
それで誰からの電話だったのかと聞くと、「わかんない。知らない女の人の声で『おまえのおばあさんが死んだよ』っていわれた」
まゆ「彼の家ではそれ以来弟が電話を掛けようと立つたびに驚くらしいよ。」
稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」
禅「烏哭禅の…」
稲葉・禅「「電脳ラジオ!」」
稲葉「今日のゲストは戦神・空手界の王、坂神羅漢さんと娘さんの坂神まゆさんよ。」
羅漢「おう!よろしくたのまぁ。」
まゆ「まさか……父さんと出ることになるなんて」
羅漢「はっはは、いいじゃねぇか。どれ…俺ぁが先に話すぜ…道場の門下生がいってたやつだ。」
友達だった先輩が自動車事故で死んだ。
それから一週間くらいした夜中の1時頃、3才年上の姉キの部屋から話し声がしたんだ。
その時は「テレビでも見てんのか」と思って気にしなかったんだけど。
次の日、仕事が遅くなって夜中の2時くらいに帰ったら、また姉キの部屋から話し声がした。
テレビ付けっぱなしで寝てんのかと思ってノックしても反応がなく、部屋に入ったら誰もいなかった。
アレっと思ったんだけど、聞き違いかと思い、自分の部屋に入って寝ようとおもったら…
姉キの部屋が開く音がして、明らかに人の足音が廊下でしたんだ。
三分前に見たとき確かに誰もいなかったハズなのに…
本気で怖くなり、自分の部屋に戻った。
そして翌朝、姉キの部屋に行ったら、姉キの奴は普通に寝てんいた。
無理やり起こして「昨日何処行ってた」って聞いたら何処も行ってないって言い「夜中に廊下に出たか」って聞いても出てないと言う。
昨日お前は居なかったし2時頃誰もいないのに廊下に出る音がしたと言ったんだ。
羅漢「そしたら…そいつの姉は、平然と「あぁ、それは○○だ」と死んだ先輩の名前を言いったらしいぜ」
まゆ「じゃあ、僕だね。これも門下生から聞いたお話」
10年くらい前の話。
家の居間で、家族みんなでテレビを見ていた。
晩御飯食べたあとだから八時頃か。
当時小学生だった弟が急に立ちあがり、電話に向って歩き始めた。
弟は自分から誰かに電話するようなことはまずなかったので、誰に電話するんだろう、と家族みんなでなんとなく弟の方に注意をむけていた。
すると弟は受話器を取ると番号も押さずに誰かと話し始めた。
「え!? そうですか。はい」
弟はそれだけ言って受話器を下ろし、こちらに向いた。
「おばあちゃんが死んだって」
僕らは慌てたが、祖母のいる病院に念の為に電話してみると、ついさっき、それも5分くらい前に息を引き取ったと告げられた。
病院の事務員のほうが驚いていた。
これから電話差し上げようとしていたのにと。
僕らはなにがなんだかさっぱりわからず弟を問い詰めたが、やつはきょとんとしてこういった。
「だって、電話が鳴ってたのにだれも出ないから僕が出ただけなのに」
もちろん僕らは誰も電話のベルなんて聞いてない。
それで誰からの電話だったのかと聞くと、「わかんない。知らない女の人の声で『おまえのおばあさんが死んだよ』っていわれた」
まゆ「彼の家ではそれ以来弟が電話を掛けようと立つたびに驚くらしいよ。」