ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(2/28/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と道玄さんよ」

悠「ヤマタノオロチってゲームとかだと竜っぽいのが多いけど……オロチって大蛇のことだからなのおれだ」

道玄「九頭竜も大蛇という説がある俺だ」

優希「今日は竜トークですか?」

悠「いや。今空前ブームのエリマキトカゲの話しかな」

道玄「いつの時代の人間だお前」

悠「今の時代の人間だわさ」

稲葉「人間でない可能性もあるけどね」

悠「あぁ、このおっさんだろ」

道玄「ふんっ!」

ゴンッ!
悠「ビグザムッ?!」

道玄「お前はもうすこし目上の人間への敬意をと配慮を持て」

悠「敬意をもっても持たなくても殴るだろ」

道玄「そうだな」

悠「普通に認めるなよ」

道玄「殴られ慣れとるだろう」

悠「そんなもんになれるか」

道玄「常日頃から神経を研ぎ澄ませておけば避けることも可能となる」

悠「そんな殺伐とした日常は嫌だ。もっとハートフルでヌルいラヴコメみたいな生活が良い」

優希「無理だろ」

悠「即否定。だが、おれは運命にあらがうぞ!!」

優希「いや、今でも十分ヌルいラヴコメしてるだろアンタ」

悠「は?」

優希「あ、ムカつく」

道玄「お前、家でたらどうだ?」

悠「え、いきなりなに?!」

道玄「そんな安定したぬるま湯に浸っていても仕方ないだろう。」

悠「高校生がぬるま湯に浸らず何処に浸れというんだ。そして、うちも決してぬるま湯じゃないし。極寒の湖並みにつめた深かったりするんだけど」

道玄「うちに来たら毎日扱いてやるぞ。」

悠「嫌」

道玄「どうせろくに学校へいっとらんだろ」

悠「一週間に三回はいってるよ!!」

優希「ぜんぜん威張っていえることじゃないから!」

悠「マジか。じやあ、週二日にしたらいいか?」

優希「なんで数減らしてる」

悠「増やしたら負けかなって」

優希「色んな意味でもうゲームオーバーだよ」

悠「コンテニュー!!コンテニュー!!」

道玄「リセットして強くてニューゲームしたらどうだ?」

悠「それ二周目だから。人生は一周しかないから」

優希「コンテニューもねぇよ」

悠「細かいこというなよ」

優希「全然細かく無いっ!!!」

悠「チッ」

道玄「もう一発殴っとくか?」

優希「あ、お願いします」

悠「うぉい!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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