ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(2/16/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「39歳の独身OL……言いたかっただけのおれだ。」

ともき「野菜半額にならないかなと買い物に出るたびに思う俺です」

優希「なんなんだ。39歳OLって」

悠「おれの守備範囲」

ともき「どーいう意味での」

悠「付き合えるって意味の」

優希「守備範囲広っ」

悠「そうかな。ヘタな女よりそのくらいの魅力的なマダムのが素敵じゃね?」

ともき「ヘタな女って…もっと言い方ないのか」

悠「簡単に股開くような」

ともき「言い方がわるくなってるっ!!」

悠「まぁ、ただ39のOLじゃだめだぞ。詳しく言えば買い物袋からフランスパン突きだしてたけど、ハッと気づいて「フランスパンなんか突きださせて女性誌好きの若OLかっての、あたしゃネギだろここは」ってわざわざ入れ替えるようなタイプな」

ともき「お前はいちいち、いちいち妙なところが細かすぎる」

悠「あとあと、髪は後ろで一か所を束ねるだけみたいなタイプかな。無造作に、そして管理職が板についてるような感じで」

優希「あれ……年上専門の方でしたっけ?」

悠「若いのも全然オッケーだけどね。なんかこう一部隙があるというか、どこかアレな感じの人が良いねって話し」

ともき「本当になんの話しなんだか……。」

悠「蟹喰いたいなぁって話し」

ともき「鍋か?」

優希「ツッコミ無しに進めた…」

悠「鍋と天ぷらと寿司かな。あと蟹みそに甲羅酒」

優希「甲羅酒?」

悠「カニの甲羅の部分を食べ終えた後に日本酒を入れて軽く燗して飲む酒だ。ちょっと味噌が残ってるとなお美味い」

優希「なんか生臭そう…」

悠「中途半端なやり方だとまずいが、美味いのはとことん美味い。まぁまず蟹って時点で最強の札だけどな」

ともき「悠は肉より蟹だもんな」

悠「ステーキか蟹かと聞かれれば蟹だな。つよきすのかにも好きだし」

優希「それ違う」

悠「ごせろやろーぜ!」

ともき「やらないっーの」

稲葉「でも、悠は蟹食べるの綺麗に食べそうよね」

悠「身の一片も残さずほじるぞ」

稲葉「バリバリとかぶりつくんでしょ?」

悠「甲羅はくわねぇよ!!」

ともき「魚も丸ごとだしな」

悠「確かに頭から喰うのもあるけど蟹の甲羅は喰わんっーの!」

優希「亀なら?」

悠「すっぽんの血なら飲んだことある」

優希「うぇ……」

悠「めっちゃ、かーーってなる。下半身もいきり立つしな」

ともき「結局それかよ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
60/100ページ
スキ