ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(2/11/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とがりゅーちゃんと神姫さんよ」

悠「一日二食のおれだ」

京「一日三食しっかり食べる己だ」

神姫「ケースバイケースの私」

優希「悠の一日二食は嘘だろ」

悠「嘘じゃないよ。一食と換算するのは昼と夜だもん。あとはおやつとお酒だもん」

神姫「だもんいうな」

京「悠お兄ちゃん可愛い」

悠「京の可愛さには及ばないけどな」

京「己可愛い?」

悠「可愛い、可愛い」

神姫「安心しなさい。そこらの雑多どもよりは数十倍可愛いから」

悠「言い方…」

神姫「私は客観的な立場で真実をいってるだけよ。萌え系気取って張りついた笑顔なんて薄っ気味悪いでしょ?」

悠「ルックスが良いけど脳が痛んでロクなこといわない系だったらおれは全然萌えるけどな」

神姫「悠も脳が痛んでるしね」

悠「膿んでるだけだよ」

優希「重度の脳腫瘍だろそれ」

京「悠病気なのか?!」

神姫「心のね」

悠「ヘイヘイヘーイ、真顔でひとを心の破傷風扱いすんな」

優希「それはめちゃくちゃ痛そうだな。」

悠「破傷風って痛みのベスト5に入るくらいの激痛らしいな」

優希「なんの話しだ」

悠「京は可愛いって話しだろ」

優希「その話しからはかけ離れてたよな。」

悠「可愛い物の話ししただろ」

優希「してねーよ重度の脳腫瘍の話しだけだろ」

京「悠にとって可愛いってどんななんだ?」

悠「かいわれ大根とか可愛いかな」

優希「どこがだよ?!」

悠「密集してにょきにょき伸びてるところ」

優希「ダメだ……神姫さんは可愛いと思う物ってなんです?」

神姫「喫茶店なんかでちょっと恥ずかしそうにケーキセットなんかたのんでる甘党の中年男性なんか可愛いと思うわ」

優希「今そういう話ししてましたか?!」

神姫「たとえ流れに逆らおうとも……いわなきゃならない時がある」

優希「うん、でもそれ確実に今じゃないですよね!?」

悠「見たか?いつも女王様雰囲気出してるがこうやってちょこちょこボケも出来るのが真のボスだ」

京「やっぱり神姫姉は凄いんだな」

優希「……アレは良いんですか?」

神姫「いいのよ。ムカついたら思いっきりビンタするから。鼓膜破れないように、破れるまで」

悠「あれ、一発じゃ済まないし最終的には往復ビンタされるし鼓膜も破られる結末じゃねこれ?」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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