ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(2/7/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ」

悠「一(にのまえ)じゃないよ。THE・WORLDだよのおれだ」

ミハイル「僕の美貌は魔性という特殊能力かもしれない。僕だ」

優希「堂々と言い切りましたね」

悠「美貌って単語の意味を理解してないんだよ」

ミハイル「美しい顔かたち。つまり、僕のことだ」

悠「潰れた肉まんをブルドーザーで轢いたような面の癖に」

ミハイル「お前の冗談は日に日につまらなくなるな」

悠「冗談じゃなく本気だからな」

ミハイル「貞子面にいわれたくない」

悠「あー?」

優希「毎回毎回、同じ事いって飽きない?」

悠「飽きる飽きないじゃなくコイツに真実を伝えようとしているだけだ」

ミハイル「僕は天才で美しい。それが事実だ」

悠「アホで醜い」

ミハイル「よーし、お前をぶっ殺す」

悠「殺人は大嫌いだが……惑星からの物体Xは駆除という名目でやるぞコラ」

優希「落ち着いてください」

悠「お乳つけだと?突きたいよ。突きまわしたいよ」

ミハイル「モチつけだとめんどくさい切り餅買って来い!!」

優希「どっちも間違ってんだよ」

悠「人間だもの、間違うよ。ゆう」

優希「みつをみたいにいうな」

ミハイル「この僕が間違いなんて犯すはずないだろう」

悠「お前の存在が間違いの塊りだ」

ミハイル「そっくりそのまま熨し付けて返してやるよ」

悠「だったら着払いで送り返してやる」

ミハイル「受け取り拒否じゃ!!」

悠「その潰れ肉まん面に張りつけてやろうか……」

ミハイル「もみ上げにアイポッド括りつけるぞ」

悠「あー、ムカつく。本当にムカつく」

ミハイル「イライラするのはカルシウム不足だろ。ハイナンマンを喰え」

悠「あれは腹の中で膨れるだけでカルシウム関係ねぇよ。こんにゃく粉だしよぉ」

ミハイル「僕は最近飲んでるんだが、さっき十苞くらい飲んだせいか腹が突っ張ってな」

悠「胃の中で膨らむってんだろ数のみゃあ良いってもんでもないし、テメーのずんぐりむっくりな体型は何千キロと走れ」

ミハイル「僕のどこがずんぐりむっくりだ。この美脚」

悠「豚足」

ミハイル「このスマートボディ」

悠「縛り上げた焼き豚」

ミハイル「美しい顔」

悠「潰れた肉まんをブルドーザーが轢いたような面」

ミハイル「現代に舞い降りた天使だ」

悠「動く廃棄物」

ミハイル「お前だけは絶対に絞首刑のち、斬首して首だけ島流しにしてやる」

悠「熔鉱炉に叩きこんでやる」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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