ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(1/29/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「幽霊は見えないし、声も聞こえないけど、物理攻撃が可能と知ったおれだ」

ともき「逆にその方が怖いと感じる俺です」

優希「幽霊は見えないって普通に揺光さんと接してますよね」

悠「妖怪は見えるし触れれるが幽霊系は相性が良くないらしい。っというかアレだ。揺光レベルの妖怪は自分で実体化も可能だから「見えて触れれる」ってより「見せてくれて触らせてくれてる」ってのが正しいんだろうな」

ともき「そういうものなのか?」

悠「あくまでおれの推測の域だけどな。」

優希「じゃあ、幽霊に話しを戻して……物理攻撃が聞くっていうのはどこ情報で?」

悠「ある男がタンスと壁のすき間に女の幽霊が挟まって見つめてきてるのを見つけたんだ。」

ともき「それは……挟まって見つめてきてるじゃなくて、呪おうとしてるとかそういう類なんじゃないのか?」

悠「さぁ、でも貫手かましたらブッ刺さったみたいだから」

ともき「お前が刺したんかい!」

悠「正直、位置もなんも分かってないから適当にぶっ刺したら当たっただけだし。手応え感じないから自分では当たったと感じないし……」

ともき「どうコメントしたらいいのか分からないな」

悠「つまりだ……幽霊は殴るとハンペンの感触がする説は間違いじゃないかもしれない」

優希「誰の何説だ」

悠「永遠のナギ節?」

ともき「いってねぇ」

悠「ペルソナ4のメインヒロインは菜々子だよな」

ともき「せめて話しの内容は一貫するか、一個一個終わらせてから次の話題に飛ばせ」

悠「ペルソナ4の真犯人は……」

ともき「いっちゃダメだろ!!」

優希「犯人はヤスっとかじゃ済まないレベルのネタバレだ」

ともき「っていうか、なんでペルソナ押し?」

悠「ペルソナ4ゴールデンが13周目入ったから」

ともき「やり込みも大概にしとけよ」

悠「でもアニメも感動するよ?」

優希「会話ってここまでかみ合わないこともあるんですね」

ともき「会話してるのかどうかも怪しいけどな」

悠「いわしてるのかっていった?」

優希「いってない」

ともき「いわしてる?……「会話してるかどうかも怪しいけど」「かいわしてるかどうかもあやしいけど」「か「いわしてる」」……か?」

悠「シュールだろ」

ともき「シュールの意味が違うし、自分でいうな」

悠「ほら、ペルソナ4のアニメって主人公の名前が「悠」じゃん。親近感湧くだろ」

ともき「全然」

悠「照れんなよ」

ともき「イラっとはしている」

悠「またまたご冗談を」

ともき「誰か縫い針と糸持ってきてくれ。コイツの口を強制チャックノリスさせるから」

悠「だが断る。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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