ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(1/18/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは窈さんと摩耶君よ」

窈「ジョジョネタが分からなくてキレられかけた俺です」

摩耶「レロレロレロレロレロ……やったみた僕だよ」

優希「花京院ですか…」

摩耶「エメダルドスプラッシュなところが好き」

窈「うんうん」

優希「そのくらいは分かるんですか?」

窈「ううん、全然。とりあえずわかった振りして頷いてただけだよ」

優希「……」

摩耶「今のは悠君ぽい」

窈「あ、良かった?」

摩耶「うん、ただその場の空気に馴染もうとしてるだけの人感が悠君そっくり」

優希「何気に辛辣……」

窈「しかも、よくよく考えると酷いこといわれてるのは悠なんだよね。ソレ……」

摩耶「あは♪」

優希「あは…って…」

窈「見た目とは裏腹に黒いね」

摩耶「結構このキャラ作ってるのもたいへんなんだよ?」

優希「つくってるとかいっちゃた?!」

摩耶「まぁ、真偽は個人で確かめてくれたらいいよ」

窈「そういえばこうしてちゃんと話すのって初めてだよね?」

摩耶「だね。」

窈「初めて見たときは女の子かと思っちゃったよ」

摩耶「そんな節穴でよくプロデューサーなんてできるよね。伊達眼鏡じゃなくちゃんとした眼鏡かけてろよ」

窈「あれあれ…けっこうグサリとくるぞ。っていうか、俺に対して何かもの凄く厳しく無い?!」

摩耶「そんなことないよ。ただ、よくも人のまねしてくれたなって気持ちはあるけど」

窈「それで怒ってるんだ……。笑顔全開だから、本気で泣きそうになってたよ」

摩耶「怒ってるけどポイントは真似たことじゃないよ?」

窈「あれ……じゃあ、真似て悠をぶん殴ったからかな?」

摩耶「違うよ!真似て殴ったのに打ち負けたから!ひとの事を真似といて負けるなんて言語道断!歯の一本くらい折ってもらわなちゃ困るよっ!」

優希「そっちですか?!」

摩耶「それはそうでしょ。真似られて負けられたら僕がショボイみたいじゃない」

窈「いや。でも八極拳も摩耶君の技だし……。」

摩耶「どっちかというと八極メインは鈴猫ちゃんだもん。」

優希「ただ、悠がやられることに関してはなにも無しですか?」

摩耶「うん」

窈「清々しいほど即答だ」

摩耶「だって、それはそれ、コレはこれじゃない」

窈「なるほど。」

摩耶「そうやって、とりあえず納得してるうちは全然ダメだけどね」

窈「……」

優希「やっぱり窈さんへの風当たりかはキツイ……」

摩耶「正直なところ僕の中の評価は低い」

窈「ガクッ…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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