ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(1/11/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と氷室さんよ」

悠「入浴剤をありったけ風呂にぶちまけるのが密かな趣味のおれだ。」

氷室「出かける前にはリセッシュやファブリーズを散布していく私です。」

優希「方や馬鹿、方や綺麗好きって感じですね」

悠「おれだって綺麗好きだぞ。庭に雑草の一本も遺さん。除草剤を100倍のところ20倍で散布してるし」

氷室「皆さんは、ちゃんと適正倍率に薄めて使ってくださいね。」

優希「ツッコミがなんていうか……やわ硬い」

悠「冷静にさっくり刺してくるからな、氷室さんは」

氷室「私は目立たないので一回、一回を大事にしてるんです」

優希「……目立たない?」

悠「あの人のいう事を鵜呑みにしなくていいから」

氷室「いえ、本当ですよ?崇や悠さんに比べたら私なんて目立ちませんよ。ふふっ。」

悠「よーいいますわい」

優希「えーと、氷室さんはボケ派かツッコミ派で言えばつっこみですよね?」

氷室「そうですね。どうしても悠さんのようにはボケられませんから。」

悠「いや、ツッ振りだ」

優希「ツッ振り?」

悠「ツッコミと無茶振り」

優希「無茶振りするんですか?」

氷室「まさかぁ」

悠「いやいや、ときどきめっちゃキツイこと言うし」

氷室「違いますよ。私はできないけど他の方ならできるでしょといっているだけですよ」

悠「人それを無茶振りという」

氷室「そうでしょうか」

優希「例えばどんなことを?」

悠「横断歩道でもうあと二秒くらいで信号が緑に変わるっていうのに悠さんなら渡れ切れますよ。さぁ、どうぞ。とかいって渡らそうとするし」

氷室「いえ、きっと悠さんならできましたよ。なんだったら車が動いててもきっと大丈夫です。」

悠「だいじょばないです」

氷室「成功しても失敗しても動画サイトに投稿しておきますから」

悠「馬鹿とかタグが付きそうだからイヤ」

氷室「伝説とかもつきますよ」

悠「伝説の馬鹿って最悪じゃん」

氷室「ある一点を突き詰めたらそれはもはや究極ですよ。」

優希「後ろ向きな究極ですね」

悠「数々の極みを使ってきたおれも、その極みはいらないな」

氷室「鈍感の極みも五十歩百歩ですよ」

悠「そんなもん極めてない」

氷室「ふふっ、寝言は寝ていってください」

悠「ときどきおれにめっさスパルタなんだよな」

氷室「いえ、スパルタな気はないですけど、私は皆にこうですよ?」

悠「そういえば……」

優希「心当たりが?」

悠「千夜と氷室さんがモンハンしてて、氷室さんが何か欲しい素材有りますか?手伝いますよって声かけてたんだけど、千夜が大きなヒレとかセッチャクロアリが足りないって言ったら……」

氷室「多分、どこでも取れるんでひとりでいってください。っといいましたね。当然じゃないですか」

優希「見事な飴と鞭ですね」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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