ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(1/6/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と揺光よ」

悠「和服で薄紅の似合う美人が落ちてないかと出歩いてるおれだ。」

揺光【妾じゃなの妾じゃ。】

優希「おめでとうございます」

悠「やめて、勝手に完結しないで!」

揺光【妾以外誰がおる?】

悠「そこまで自信過剰なのが逞しいな」

揺光【コンコン♪】

優希「確かに美人ですけどね」

揺光【ほほぅ】

優希「え?」

揺光【可愛らしい顔で可愛いことを言う。そうやって口説くのが手口かのぅ?んん?】

優希「ちょ、ち、近いです」

揺光【ふふっ、こういう男子(おのこ)も善いのぅ】

悠「優希ちん、喰われるぞ。性的な意味で」

優希「っ……」

バッ!

揺光【コンコン♪冗談、冗談よ♪】

紅菜「……」

ぎゅっ!
優希「痛っ!!」

悠「新鮮で良いな。初々しいカップルだ。揺光もう一回いってみようか」

優希「身がもちません!!」

揺光【男子たるもの色を好まんといかんぞ】

優希「どっかの誰かと一緒にしないでください」

悠「誰だよソイツ」

優希「アンタだよ」

悠「……え?」

優希「今まで言われたことないよそんなこと……みたいな顔しないでください」

悠「なにいってるかちょっとわからない」

優希「俺もアンタが分かんないよ」

悠「悠くんです」

優希「……」

悠「罵詈雑言は受け止めるけど無視はやめろよ!優希君の感情はどこにいっちゃったのかなー!!」

揺光【似たような事をゆうもいっておったな】

悠「元はあいつの持ちネタだからな。」

優希「堂々とパクった訳ですね」

悠「同一人物だからパクリとは言わないのさ」

優希「ああいえばこういう」

悠「こういうからああいえ」

優希「訳の分からない返し方しないでください」

悠「それで和服と薄紅の似合う色白でスレンダーで可愛い系のちょっと素直じゃない美少女どこかに居ないかな?」

優希「さっきより何か要望増えてるし」

悠「最近おれの中では和がブームなんだよ。」

優希「知らんがな」

揺光【妾はいつでも善いぞ】

悠「何がだよ」

揺光【わざわざ口に出させたいとは鬼畜よのぅ】

悠「最近鬼畜ってよく言われてるけど、一歩場所が変わるとドMとかマゾとかいわれるおれはなんなんだ?」

優希「知りませんよ」

揺光【ちなみに情事の最中、不意に優しい言葉を……】

悠「うぉい!やめんか!!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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