ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(1/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と紅君よ」

悠「盛者必衰のおれだ」

紅「諸行無常の俺だ」

優希「祇園精舎です……か?」

悠「祇園精舎ってどこにあるかしってるか?」

紅「京都だろ」

悠「ぶー」

紅「え?」

悠「祇園から、連想して、祇園精舎は京都にあると思っている人がいるが、京都どころか日本ですらない。中インドのシュラーヴァスティー(舎衛城)にあった寺院で、釈迦が説法を行ったとされる場所だ。」

優希「昨日から雑学づいてますね」

悠「ちょっとくらい賢いとこみせとかないと見せ場が無いだろ」

紅「そうだな」

悠「肯定かよっ!」

紅「じゃあ、なんか面白いのいっぱつくれよ」

悠「面白いの……あ、切手を舐めると2kcalだ」

優希「あれにカロリーあるんですか?」

悠「切手につかってる糊にな」

紅「なら、100枚なめたら200kcalか……」

優希「砂糖少なめのドーナツくらいですね」

悠「砂糖の反対に、伯方の塩の原産はメキシコとオーストラリア産だったりする」

紅「国産じゃないのか?!」

悠「あ、この知識は多分誰も知らないし凄いぞ」

紅「ほほう」

悠「エロマンガでチンコを舌で舐めるシーンで、舌のシャドーをアシスタントに描かせる前に舌~舌とメモ書きしたのだが、アシスタントはそれを消さずシャドーを描き、出版社に送った。版下が「舌~舌」を縦読みし「チロ~チロ」と間違えて書いた。それがきっかけで「チロチロ」が定着した。」

優希「わぁ……全然知らなかったけど、知ってもどうしようかと思う知識だ」

紅「本当に何の知識なんだろうな」

悠「なら、象の妊娠期間は22ヶ月だったり、セブンイレブン1号店で最初に売れたものはサングラスとかはどうだ?」

紅「なぁ、どういう反応したら正解なんだ?」

優希「さぁ……?」

悠「じゃあじゃあ……井上陽水の本名は井上陽水(いのうえあきみ)ってのは?」

紅「本名だったのか?!」

優希「しかも、陽水って書いてあきみって読むんだ…」

悠「読む系なら「地震・雷・火事・親父」といえば、世の中の怖いものの代表として古くから一般的だけど、もともとこの「親父」は「大山風(おおやまじ)」らしい。「大山風」は台風ことだ」

紅「それだと四つとも天災になるから納得だな」

悠「日清のカップ焼きそばUFOは「旨い 太い 大きい」の略……これなんかは今すぐちょっと誰かにいいたくなっただろ。」

紅「あれ、そういうコーナーだったけ?」

悠「クシャミの速さは320km/hとか」

優希「新幹線並みですか…」

悠「オオスズメバチの戦闘能力はセイヨウミツバチ2、3万匹分」

紅「どういう計算なんだ」

悠「オオスズメバチ以外はミツバチの巣をちょっと訪問して悪さをする程度だが、オオスズメバチは中途半端な襲撃はしない。文字通り皆殺しらしいぞ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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