ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(12/31/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオ年末拡大スペシャルの時間よ。今日のゲストはお馴染みの二人、悠とともき君よ」

悠「今年ラストのひと仕事のおれだ!」

ともき「年納めのひと仕事の俺です。」

優希「ついに今年も終わりですね」

悠「優希ちんと紅菜ちゃんも一年お疲れだろ。」

優希「それなりに楽しめましたよ」

紅菜「早いですね一年て」

悠「まったくだ。」

ともき「稲葉は新年同時にラジオやるのか?」

稲葉「禅君次第ね。」

禅「構い……ま…せんよ」

稲葉「じゃあ、やる方向で」

ともき「軽いし即決だな」

稲葉「やるならやる。やらないならやらないが大切でしょ」

悠「打たれる前に打て的なアレか」

ともき「それはお前の生業ではだろ」

悠「そんな生業で生きてきたことが無いよ」

優希「ダウト」

悠「なんでゃねんっ!」

ともき「なんだ今の発音……」

悠「中東風」

優希「そんなのあるんですか?」

悠「さぁ」

優希「……」

ともき「最後の最後までこの調子だな」

紅菜「悠クォリティーですね。」

悠「へへん」

ともき「なんでやや強気なんだ」

悠「なんとなくだ。」

ともき「ああそうかい」

優希「お二人も長いですよねコンビ」

悠「来年はキングオブコメディで優勝してみせるよ」

ともき「R‐1で勝手にやってくれ。」

悠「無理だよ。おれのボケはピン専門じゃなくツッコミが居て初めて成立するボケなんだから」

優希「その自覚はあったんですね。」

悠「おれのボケは緻密だからな」

ともき「細か過ぎて伝わらないか雑過ぎて手に負えないかだろ」

悠「にゃぁーん!」

ともき「チッ。」

悠「舌打ちすんなっ!」

優希「今のは仕方ないです」

悠「うぉい!」

紅菜「猫耳つけてやってみますか?」

スチャ…
悠(猫耳)「にゃぁーん♪」

ともき「ちぃっ!」

優希「ちぃっ!」

悠(猫耳)「増えたし力強くなってんぞコラ!!」

禅「んふ……ふふっ……」

稲葉「あの禅君が大受けしてるから大成功よ」

悠(猫耳)「大成功なのか?」

ともき「外さないのか?」

悠(猫耳)「どうせ音声でしか伝わらないんだから終わりまでこのままでいてやるよ」

ともき「誰も頼んでないけどな」

悠(猫耳)「うー!にゃー!」

ともき「ああーうっとうしい」

悠(猫耳)「そういって実は内心萌え萌えなんだろ?ほら、萌え萌えきゅんきゅん♪」

ともき「萌えっていう燃やしたい」

悠(猫耳)「火あぶりの刑!800ポイントのダメージ!」

ともき「あと、お前の片割れにもいったけどその手の形、ハートじゃなく気功砲だから」

稲葉「ここで常識問題に答えてのコーナーです」

ともき「無理矢理投げてきたな」

悠(猫耳)「かかって来いにゃー!」

優希「今更語尾にニャを付け出した。」

紅菜「第一問、トマトとプチトマトは何が違いますか?」

悠(猫耳)「食べた時にプチトマトはプチでトマトはがぶりっ!」

ともき「食感かい」

優希「プチトマトの方が栄養価が高い」

稲葉「正解。もう一問くらいしとく?」


悠(猫耳)「よしこい……にゃ」

ともき「今思い出したろ」

紅菜「第二問、親と子の間に絆を築くために大切なものは信頼となに?」

悠(猫耳)「妥協」

ともき「そんな寂しいこというなよ…」

優希「愛情」

稲葉「正解。それじゃ……」

ともき「待て、何か妥協が終わりみたいでイヤなんだが」

稲葉「愛情っていったら大丈夫よ。ね?」

優希「俺に振りますか?!」

悠(猫耳)「あ、またニャっけるの忘れてた」

ともき「ぐだぐだだ」

稲葉「それじゃあ、今年の放送はここまでよ。皆さん、一年ご苦労様でした。来年もいい年をお過ごしください。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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