ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(12/8/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と鈴猫さんよ」

悠「寒いやの俺」

鈴猫「暖かいミルクティーが美味しい私です。」

優希「若干一名の文章が極限まで短くなってる件」

悠「口開くと冷たい空気が体内侵食するから、極力息も少なくしてる。」

優希「仙人の修行か何かですか?」

鈴猫「呼吸はして!呼吸は!」

悠「酸素玉か古代のお面用意しといてくれ」

優希「水の中でしか使えませんよ?」

悠「こんな寒いのに水になんか浸かれるか!!」

優希「なにこの逆ギレ」

悠「逆ギレといえば鈴猫だな」

鈴猫「……えぇ?!」

悠「……」

優希「そんな無茶振りやめたげてください」

悠「残念」

鈴猫「……」

優希「鈴猫さんも怒っていいんじゃないですか?」

鈴猫「うーん……でも、怒るほどの事でもないし」

悠「ですよねー」

優希「アレは怒るべきですよ。超調子乗るし」

悠「誰がイキっとるんや!」

優希「アンタだよ」

悠「Oh……ポカポンタース」

優希「完全なスベリコースでネタやらんで下さい」

悠「そういえば鈴猫って語彙少ないよな」

鈴猫「急にこっちに振ってきた……」

優希「どゆことですか?」

悠「いや、鈴猫が怒ると浴びせてくる罵声が基本「バカ」と「アホ」しか無いんだ」

優希「暴言吐かないってことじゃないんですか?」

悠「それも有るけど、おれの調査の結果、その二つで頑張ってるっぽい」

鈴猫「何の調査」

悠「その暴言の少なさをカバーするためにイントネーションを変えていってるぽい。バー(↓)カー(↑)、あー(↑)ほー(↑)的な感じで」

鈴猫「淡々と解説されたらすごく恥ずかしいんだけど」

悠「罵声を浴びせられてるというより、何か可愛いものを見てる気になってくるぞ。是非、からかって体験してみるといい」

優希「しませんよ?!」

稲葉「じゃ、頑張ろうかしら。」

優希「火がついちゃダメな人が乗っちゃった」

悠「稲葉はダメだ。泣かすか、黙りこますだけだし」

稲葉「そういう顔がいいんじゃない」

悠「気持ちは分かる」

稲葉「ね、鈴猫さん」

鈴猫「ひっ……」

優希「短い悲鳴あげるって本当にあるんだ。」

悠「相性が悪いんだろうな。いっそ暴漢的なのだったら力でねじ伏せられるだろうに」

鈴猫「無茶だよ?!」

悠「大丈夫だ。お前の拳は海をモーゼる事も可能だ」

優希「割るんですか?!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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