ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(11/27/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と寅君よ」

悠「習うより諦めろのおれだ。」

寅「打たれる前に蹴れの俺だ。」

優希「諦めちゃダメでしょ」

悠「めんどくさいじゃーん」

寅「アホだな」

悠「最近誰も彼もアホアホいいすぎだろ。」

寅「アホだから言われるんだろ」

悠「なんでじゃい」

優希「言動行動ですかね」

悠「アホは否定してくれないんだな」

寅「そこ否定したらなにも残らないじゃないか」

悠「アホの集合体かわしゃ!!」

寅「アホ4、馬鹿6ぐらいかな」

悠「うぉい!」

寅「耳もとで騒ぐなうるせぇ」

悠「ふっー」

寅「っ……何するんだ!!」

悠「いや、カリカリしてるからリラックスさせようと思って」

寅「耳に息吹きかけるのがリラックスになるのかコラっ」

悠「場合によったらリラックスにもなるし、一部分が膨張する可能性もある。」

寅「俺は怒りが込みあがってきてるけどな」

悠「笑えよベジータ」

寅「誰がM字ハゲだ」

悠「せめて噛ませ犬王子くらいにしといてやれよ。ところで、話しは変わるけど猫はむっちり太くてふてぶてしい気まぐれなのが可愛いよな」

優希「ほんとうに話し変わるな」

悠「あと映画のCMとかって逆にみたくなくなることないか?」

優希「どういうことです?」

悠「例えばミステリーとか映画のCMで【アナタの予想は100%……】覆されない事も多いから。むしろ、CMであらかじめそういわれたら5パターンはラストを考えるし」

寅「あるな」

優希「ちょっとわかります」

悠「他にも【等身大の~】【本当の自分】【涙する】【それは一つの出会いから始まった~~からのテーマ曲】【○○に届けたい】【この夏一番の~】【愛と奇跡の~】【愛とは何かそして○○とは何か】確かに鉄板のフレーズだけど、おれはこれを聞いたとたん劇場では見ないっていう謎の反抗心がわく」

優希「何回も聞くとちょっとね……」

紅菜「けど、使われるということは人気なんじゃないですか?」

優希「雑誌とかでも街で聞いてみるとこういうコピーの映画が好きっていう若者の記事とか多いですよね」

悠「いやいやむしろ「繁華街の若者の意見=若者の総意」と思うなよだろ。むしろそこ以外に居る若者の方が多いだろ」

寅「お前って妙にそういうのは厳しいな」

悠「あー……あとおれがイマイチよくわからないのが……動物モノによくある……【それは小さな命の物語】小さな命ってなんだよ!!全部そうだろ!!そこら中にあるわ!むしろでっかい命ってあるのか!!【でっかい命の物語!蟻!】とかだったら見てみたいけどさっ!蟻なにやらかすんだと思うけど!」

寅「いいたい事は分かるけどな」

悠「でも、蟻がシロアリだったらやる事に予想がつくけどな」

優希「そこ掘り下げなくていですよ。」

寅「なんとなくだがお前がひとりで映画見に行く派の理由が分かったよ。めっちゃイライラしてそうだし」

悠「みんなだってそう思ってるだろ絶対」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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