ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(11/13/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と金剛さんよ」

悠「お肉大好きのおれだ。」

金剛「よく知ってるよの俺だ。」

優希「やっぱり肉食ですか?」

金剛「肉食だな」

悠「お肉大好きー!」

金剛「赤身から白身までなんでも食うし」

悠「お肉大好きーー!!」

金剛「レバーも喰うし、牛は勿論、豚鶏と関係なく喰うな」

悠「お肉大好きーーー!!!」

優希「日本語を忘れましたか?」

悠「これだけアピールしといたら金剛はおれに焼き肉をご馳走してくれるに違いない」

優希「あんなこといってますけど」

金剛「仕方ない奴だろ。」

悠「可愛くてしかたないって意味だよな」

優希「どれだけポジティブ?!」

悠「まぁ、可愛いっていえば可愛いし、小憎たらしいといえば小憎たらしい感じだな。」

悠「そんなに好き好きいうなよ。人前だぞ」

優希「殴らないんですか?」

金剛「嫌いではないしな」

優希「金剛さん、寛大すぎませんか?」

悠「金剛は顔が怖くてでかくて怖くて筋肉で怖いけど優しいんだよ」

金剛「二回怖いっていったなお前」

悠「残念三回だ。」

優希「そろそろ殴りますか?」

金剛「このくらいはいつものことだって」

悠「あの……優希ちん?なんか若干おれのことを殴らせようとしてませんか?」

優希「どんな感じのパワーがあるのかと見てみたくて」

悠「おれを瓦代わりにしないで?!」

金剛「なんだ、コインでも折りたたんでやろうか?」

悠「それだとゆえと同じで面白味が無いから別の物を用意してみた。これだ!」

バン!

優希「割り箸ですか?」

悠「割ってない割り箸十本。これを重ねて金剛に持ってもらいます」

金剛「……」
バギッ!ビギギギっ……!

悠「はい、まとめて指一本で全部へし折れます。」

優希「すげっ……」

悠「おれも三本くらいならできるんだけどな」

金剛「柏なら引きちぎれるけどな」

悠「柏の名前なんかだすんじゃねぇーー!」

優希「そこに切れた?!」

悠「金剛はおれのだぞ。奴に所有物顔されたら腹が立つ」

金剛「お前のでもないけどな」

悠「照れんなよ」

金剛「悪い気分ではないな」

優希「そうなんすか?」

金剛「人に執着しないコイツにそこまでいってくれるんだ。悪くは無いさ」

悠「いやいや、執着しまくりだぜぇ」

金剛「じゃあ、そういうことにといてやる。」

悠「金剛はいい男だ。だから、焼き肉よろしくお願いします。」

金剛「わかったよ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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