ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(11/12/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とゆうなとゆえよ」

悠「嫁もいないのに娘がいるおれです」

ゆうな「大切な物はお父さん……っていったらお小遣いもらえると聞いたあたしです」

ゆえ「ごはんおいしい……わたしです」

優希「そんなこと誰に教わったのかな?」

ゆうな「後楽のおじさん」

悠「よし、あの狸はあとで八つ裂きだな」

ゆえ「ころす?」

悠「ゆえはしなくていいんだよ~」

優希「色々おかしいですよね?」

ゆうな「あっはは、おっ、おっかしぃ~!」

優希「そのおかしいじゃないよ」

ゆうな「細かい事は気にすんな」

優希「……お父さんの悪いところばかり見てるね」

悠「どこがだよ。可愛いいじゃないか」

優希「親ばかだなぁ」

悠「馬鹿親だよ!」

優希「自分でいうな!」

ゆうな「わたしはゆうなー!!」

ゆえ「あたしは……ゆえー……」

優希「もはや一芸なんだね」

悠「こーゆーことはすぐ覚えるんだよ。」

紅菜「そういう教育ですか?」

悠「自由に元気に育ってくれたらおれはいいと思ってる。」

ゆうな「がってんだー!」

ゆえ「だー……!」

悠「うむ。」

優希「いや、納得されても」

悠「なかなかの元気の良さだろ。」

優希「さっきから「元気」しか推してませんけど?」

悠「他に何を推せと?」

優希「それでいいのか……」

悠「あー……ピンチ力とか?」

優希「ピンチ力?」

悠「指でつまむ力のこと。っで、ここに五百円玉があります。ゆえ。」

ゆえ「……えい」

ベキッ!

ゆうな「おー、半分に折れた。」

優希「……チョコじゃないですよね?」

悠「モノホンの五百円玉だ。」

優希「どんな力してるんですか……」

悠「このボディでハイパワーだ!」

ゆえ「はいぱわー……」

ゆうな「さすが我が妹だ!」

優希「どうツッコミ入れたらいいんだろう」

紅菜「なんだかんだいって娘って固定なんですね」

悠「今さら違うと否定しても仕方ないしな。もう深く考えるのは止めたんだよ。」

優希「悠らしいといえばいいのかな」

悠「そんな褒めてくれるな」

優希「褒めてはないかな」

悠「あるぇ?」

ゆえ「おなかすいた……」

ゆうな「お父さん、ゆえが空腹モードだよ」

悠「満腹の時が少ないけどな」

ゆうな「ご飯を美味しそうに食べる子は可愛いからいいのだよ」

悠「正解だ。」

優希「実に親子だな……。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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