ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(10/26夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「ちょっと淫らな唇泥棒、キャッツアイのおれだ。」

ともき「キャッツアイというよりただの淫獣だと思う俺です。」

優希「召喚獣(またはペルソナ)がマーラですからね」

悠「二人とも、あとでディープキスな。」

ともき「絶対嫌だ。」

優希「舌食いちぎるぞ」

悠「おおぉ……優希ちんが恐ろしい。こうなったら、舌を絡めるんじゃ無く、吸ってやる。」

優希「退かない……だと?」

ともき「俺はお前の方が恐ろしいよ。」

悠「ちょっとした挨拶だろ」

ともき「どこの国で挨拶にディープキスするんだよ」

悠「細けぇこたぁいいんだよ」

優希「なんにも細かくないって」

悠「細かく刻んだ漬物って美味いよな」

ともき「そうだな」

悠「普通に返事されたよ……。」

ともき「もう、そのくらいでいちいち反応してツッコンでられるか。」

悠「もっと熱くなれよ!しゅーぞぅ!!」

優希「どうしたんですか?このひと?」

ともき「駅前に心のお医者さんありますよ?」

悠「敬語になるなよ。通院を進めるなよ。なぁ、紅菜ちゃん、酷いと思わないか?」

紅菜「……症状がですか?」

悠「はっはー。紅菜ちゃんも言うようになったな。どれ、撫でてあげよう」

ともき「どこの親戚のおっさんだ。」

悠「おっさん言わないで!」

優希「ところで話しは変わりますけど、体調はどうなんですか?」

悠「七割回復ってところだな。けど、ココとココがどうもなぁ」

ともき「頭と胸?」

悠「無意識に左顔面を庇おうとする悪癖が出てきてる。思いっきり突かれたからな恐怖が頭と心に棲みついてる。これが中々厄介でな。」

ともき「笑っていうなよ。」

悠「笑ってるうちが華なんだよ。ま、ちゃんと見えるようになったら案外ケロッとなる事もある。」

ともき「だといいけど。」

稲葉「あ、私からもひとつ聞いていい?」

悠「あー?」

稲葉「ずっと包帯してる?外して出歩いたりしてない?」

禅「あと……最近……誰かを……投げ……飛ばした……とか。」

悠「なんだそれ、してないぞ。最近は大人しく自宅で居ることが多いし」

ともき「それは嘘だろ。」

悠「大人しくしてませんよ!出歩いてますよ!」

ともき「キレなくてもいいだろ」

悠「っか、なんの質問だ?」

稲葉「ただの質問よ。ねぇ?」

禅「は…い。」

悠「あー?」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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