ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(10/20夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と悠(女)よ」

悠「闇を裂き、悪を裂き、正義に向って突き進む……。人、それを……『闘志』という。おれだ」

悠(女)「どんなに冷たい氷でも、燃える心には勝てはせぬ!嵐にも消えぬ火……人、それを……『情熱』という!」

優希「もしかして全部言い続ける気ですか?」

悠「出来なくはない」

紅菜「もしかし、全部暗記してるとか?」

悠(女)「モロチン、間違えた。勿論だ。」

優希「どんな間違いですか」

悠(女)「そんな間違い」

優希「……」

悠「見たいならいくらでも見せてやるぞ」

悠(女)「お前の粗末なもんなんぞ興味ないわ」

悠「あー?テメェ喉奥まで突っ込んでやろうかコラ」

優希「何をいっとるんですかアンタらは…」

悠(女)「イマラ……」

優希「説明せんでいい!!」

悠「話しは変わるが寒くなってきたよな。毎朝夕がつらい辛い。」

優希「悠はそろそろ寒さに耐性付けたほうがいいんじゃないか?」

悠「軽く言うけど、どうにもならんぞ」

悠(女)「人肌で暖め合うのが一番よ。」

ギュっ…
紅菜「ナチュラルに抱きついてごまかさないでください」

悠(女)「うへへ~。ねえちゃん暖かいのぉ」

優希「おっさんがいる…。」

悠「……」
にじにじ…

優希「這い寄るな!」

悠「誰がニャルラトホテプだ。どちらかというとハス太君が好きだ!」

優希「今の状況でそれをいわれる方が怖いっての!!」

悠「先っぽだけ、先っぽだけ……」

優希「でぇい!」
ゴンッ……グオォォォォォオン!

悠「うぎゃーーー!?」

悠(女)「うにゃーーー!?」

優希「はぁはぁ……この銅鑼役に立つな」

悠「おぉぉ……耳奥がぁ…」

悠(女)「クァカクァンするぅ…。」

悠「物騒なものを置いてきやがって……。壊すか」

優希「その身体でですか?」

悠「病人と解ってるなら労わろうよ」

優希「病人の自覚があるなら大人しくしててください」

悠(女)「にゃーん、紅菜ちゃん、耳が痛いのよー」

紅菜「それと顔を胸にうずめてくる関係はなんですか?」

悠(女)「うぇへへ……ほむ、いや、間違えた、ふむ…………Bだな」

紅菜「Cはありますよ!!」

悠「うぉ、びっくりした。」

優希「おちつけて…。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました」
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