ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(10/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは柏さんと金剛さんよ」

柏「……」

金剛「このペアは無理があると始まる前にさんざん念を押したのに強行したのに驚きを隠せない俺だ。」

優希「俺もです」

金剛「百歩譲って柏は帰らしちゃダメか?」

柏「いい……最後まで付き合ってやるよ」
メキキっ……バギン!

優希「……(マカダミアナッツを素手で砕いた……アレって硬いのかな)」

紅菜「ちなみに、ナッツの中でマカダミアの殻が一番硬いそうです。」

優希「心の中を読むな!っていうか、読まれた?!」

紅菜「稲葉さんが教えてくれたのよ」

優希「覚えられるのか?!」

紅菜「ちなみに胡桃は割れますか?」

柏「……」
ミヂッ……ベギッ!

優希「……握りつぶすのはありますけど、指で殻の一部を千切るのはおかしくないでしょうか。」

金剛「普通に異常だよ。」

柏「……」
ガスっ!

金剛「痛っ!」

柏「……」

金剛「胡桃ぶつけないでくれよ……。」

優希「えーと……柏さんはなんでもそつなくこなすイメージがありますが、苦手な物はありますか?」

柏「苦手か……暴力とか振るわれるのが苦手だな。」

金剛「……」

優希「えぇ、そうなんですか」

柏「つい、やり過ぎて、一生もののキズものにしちまうからな。くっくっく」

優希「……」

柏「まぁ、公務執行妨害で問題は無いけどな」

優希「そ、そうっすか」

紅菜「金剛さんはどうですか?」

金剛「苦手か……今でも柏は苦手だが。」

柏「好かれようとは思わん。テメェは駒として働けばいい」

金剛「えーと……あとは、あんまり病院とか好きじゃないな。」

柏「そういえばお前注射拒否しまくったな」

金剛「あれは、厄介な女二人(匣とマリアン)が得体の知れない薬うとうとしたからだろ!!」

柏「ただのビタミン剤とだ。」

金剛「「と」ってなんだよ。「と」って!ビタミンさ剤となんか混入してんじゃん!!」

柏「死にゃあしねぇよ。」

金剛「……やっぱり、柏が一番苦手だな。」

優希「そのようですね。」

紅菜「タレ込みでお化けが苦手というのが来ていますけど……そんなことないですよね。」

金剛「はは、まさか。無い無い。全然無いぞ。うん。まったく無い。これっぽっちもない。むしろ、幽霊なんか存在しない。絶対に」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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