ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(9/23/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と優日とともきくんよ」

悠「好きな三国武将は夏侯惇のおれだ。」

優日「好きな戦国武将は黒田半兵衛の私です」

ともき「好きな武器は大剣の俺です。」

優希「三者三様になんの話がしたいんですか?」

ともき「いや、俺は別に……。」

悠「好きな物を好きなだけ語ればいいじゃない!!もう、勝手にして!!」

ともき「誰に向かってキレてんだよ」

優日「お酒が好きです」

優希「はい、知ってます。」

悠「おれもー!とくに日本酒!」

ともき「よく知ってるよ。っていうか、好きってレベルじゃないよな」

悠「お酒の飲めない人生なんて、悲しすぎるわ……。」

ともき「なんもいってないだろ……。」

優希「ちなみに美味しい日本酒ってなんですか」

悠「それはだな、自分の舌で確かめてみて、自分が一番美味いと思う酒が一番だ。」

優日「おー、久々に見直したよ」

悠「見直されるほど、おれの評価って低いんだ」

ともき「度数が高い酒とかいうと思ったのに」

悠「度数が高いだけなら、行きつくのはアルコール原液だよ。」

ともき「それは極端すぎるだろ」

悠「酒も飲み手次第だからなおれなんかはやっぱり洋酒より日本酒系統のがいいけど、若いガキとか女子にはカクテルとかチューハイ系が好まれるだろ。」

ともき「そっちの方が飲み当たりはいいしな。どっちかといえば俺もそうだし」

優日「はい、私は升酒で数をこなしたいです」


悠「見ろ。アレが女の飲兵衛だ」

優希「優日さんはたくましいです」

優日「褒められてるのかなー。」

悠「ちなみに日本酒は神代の時代から、「神に供えた糧が枯れて、かびが生じたので、酒を醸さしむ」とある。」

優希「なんですかそれ。」

悠「古事記だ。前後して、奈良朝時代、700年代に編さんされたといわれる「播磨風土記」に『神に供えた糧が枯れて、かびが生じた> ので、<すなわち酒を醸さしむ』とあるのが、米を原料とした酒についての最も明らかな記述とされてる」

優日「つまり、最古の日本酒製造記録ってことですか」

悠「そうだな。んで、有名な「魏志東夷伝」の「倭人の抄」では倭人のことを『人性酒をたしなむ』と評し、喪に当たっては弔問客が『歌舞伎飲酒』をする風習があることも記されてて、おれ達の先祖が古くから酒を愛していたことがうかがえたりもする。」

ともき「酒に対しての知識すげぇな」

悠「好きな物について好きなだけ語るってことだよ」

優日「はい、私は語るより実飲したいです。」

悠「そりゃ、それが一番だ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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