ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(9/12/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「tiger&bunnyを最近読んだおれだ。」

ともき「むかしむかしきょうのぼくを悠の部屋で読んだ俺です」

優希「読書の秋ですか?」

悠「性欲の秋です。」

ともき「年中盛ってるだろ」

悠「ひとを性行為を覚えた猿かなんかといっしょにすんなよ。」

優希「(わぁ、いい得てる)」

悠「今、いい得てると思ったな!ジョースター!!」

優希「バレてる!?けど、ジョースターじゃないです!」

悠「じゃあ、おれDIO様な」

優希「今の流れだと普通俺ジョースターないいませんか?」

悠「秋といえば七草だと思うんだけどさ。」

優希「……」

ともき「あんまり深く相手しなくていいから。」

優希「はい。」

紅菜「秋で七草ですか?」

悠「山上憶良知らないかな。」

優希「やまのうえのおくら……ですか?」

ともき「万葉集だっけ?」

悠「そーそ。秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば 七種(ななくさ)の花萩の花、尾花葛花、撫子の花、女郎花また藤袴朝貌(あさがおの花……っていう万葉集。 秋の七草は、万葉集のこの歌で山上憶良が選定し今に至っているんだ」

紅菜「尾花っていうのは?」

悠「ススキのこと。」

優希「七草っていえば普通春の七草がでてきますよね。」

悠「春の七草は「七草がゆ」にして食べる「食」を楽しむもので、秋の七草は花を「見る」ことを楽しむものらしい。」

ともき「夏と冬はないのか?」

悠「聞いたことないな。」

優希「秋は紅葉(こうよう)の季節でもありますね。」

ともき「紅葉(もみじ)が色づくよな」

悠「紅葉……母さん……。」

ともき「勝手にセンチモードに入らないでくれるかな。いろいろやりにくいから。」

悠「冗談だ。ちなみに紅葉じゃないが秋の植物を楽しみたいならアリサッムとかを育ててみるのがいいぞ。」

ともき「育てやすいのか?」

悠「ああ、花が主に2~6月頃まで密に咲き、秋から春まで長期間花を咲かせる花だ。草丈も高くならないし、上には伸びず横に這うように広がってく。スイートアリッサムとも呼ばれ、甘い香りがするから、ベランダや窓辺の装飾にもぴったりだぞ。」

ともき「あぁ、前うちにもってきたアレか。」

優希「もってこられたんですか?」

ともき「個人花野菜屋みたいなやつだからな」

悠「プランター、吊り鉢、バスケットと容器を選ばず寄せ植えにもぴったりだから最盛期のころにはこぼれんばかりに花が密に咲きみだれるぜ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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