ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(9/10/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「世界の半分をお前にやろうのおれだ。」

ともき「だが断るの俺です。」

優希「真桜と勇者ですか?」

悠「おれは真桜じゃないぞ」

ともき「分かりにくい言葉遊びするな」

悠「ともきよ。お前に伝説の剣を授けよう。日本裂刀(にっぽんれっとう)と絶対魔剣(ぜったいまけん)だ。」

ともき「どっちも魔剣ぽいな。」

悠「両方とも梔姉さんのコレクションの中にある刀だ。」

ともき「あるのかよ?!」

悠「ミナゴロシ丸は見た事あるけ日本裂刀と絶対魔剣はお目にかかったこと無い。梔姉さんなりの冗談なのか事実なのか分からない部分もあるし。」

ともき「どんな冗談だよ。」

紅菜「悠さんの家系はなにかコレクションする癖でもあるんですか? 」

悠「どうだろう。おれは広く浅くなんにでも手を出すけど……」

ともき「お前の部屋を見たことある人間なら広くは認めても浅くっていうのは認められないぞ。」

悠「どこがだよ。」

ともき「いったら怒るだろ。」

悠「怒らんよ。多分。」

ともき「似たようなフィギュアいくつも買ってるじゃん」

悠「ちげぇよ。アレはノーマルカラーと限定カラーとクリスタルカラーだよ!!」

ともき「ほら怒った。」

悠「怒ったんじゃ無く違いを説明しただけですーっだ。」

優希「まぁまぁ、落ち着いて」

悠「へい、ぺったんぺったん。」

ともき「餅つけとはいっとらん」

悠「ぺったん、ぺったん、つるぺったん。突起をつんつん、つるぺったん。」

ともき「警察呼んでくれ。」

優希「解りました。」

悠「まあ待て、まだ通報する時間じゃない。」

ともき「今時なら今ので十二分に通報できるレベルだよ。」

悠「昨今はカバンの中に女児童入らせてタクシーのトランクに乗せる時代だしな」

優希「重犯罪を日常な感じにいわないでください。」

悠「けど、気持ちは分かる。」

ともき「警察呼んでくれ。」

優希「がってん」

悠「待てって別に女児童を連れて帰りたい訳じゃない。つるぺたなら家で高確率で見られるし。」

ともき「すでに内容がアレだけど、なにを連れて帰りたいんだよ。」

悠「ピグミーマーモセット」

ともき「お前、その小猿好きだな…。」

悠「ペットショップにいるのを見るたびに連れて帰りたくなる。」

紅菜「あれ可愛いですよ。」

悠「めっちゃ愛くるしい。けど、四十万と値段は可愛くない。」

ともき「それはなかなか高いな。」

悠「あーでも、この前見た血統書つきのチワワ一頭八十万だったな」

ともき「八十万あったら買う?」

悠「いや、新車で軽トラック買う」

ともき「せめてピグミー二匹買うとか言えよ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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