ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(9/7/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠よ」

悠「たまに野良ネコを追いかけてって本気でどこか知らないところに行ってしまう事があるおれだ。」

優希「何歳児の過ちですかそれ」

悠「いつまでも子供心を忘れないんだわさ」

優希「……」

悠「誰がガキじゃわれぃ!!」

優希「一切いってません!!」

悠「ほう、じゃあ汝千歳優希に問おう。一切キッパリさっぱりコレっぽっちもガキと思わなかったんだな?」

優希「…………いや、少しは思いました。」

悠「ガブッ!」

優希「痛っ?!ちょ、なに耳噛んでるんスか!!」

悠「唇噛むと危ないから耳たぶにしといたんだけど。」

優希「そのご配慮は感謝しますが……噛むな!!」

悠「いいじゃんか。別におれに咬まれてもマラリアにはならないぞ。」

優希「蚊ですか?」

紅菜「吸血鬼とかになりませんか?」

悠「ならないなー。」

優希「変な病気とかになりそうだけど…。」

悠「ときどきおれのこと酷い誤解してるわー。っか、その発言は広まったらシャレにならないから。」

優希「言い出したのは悠さんですよ?」

悠「ですよねー。」

優希「それにしても痛かった……。」

悠「八重歯で噛んでたからな。動こうとしたからとっさに離れたけど、あのままだとスッパリいってたぞ」

優希「シャレにならんことせんでください…。」

悠「獣に噛まれたら引くんじゃ無く押すんだぞ覚えとけ。」

優希「アンタは獣か!」

悠「誰が獣じゃい!!」

優希「もう疲れる……。」

悠「いいじゃん。あとで紅菜ちゃんに耳たぶ舐めてもらえば。疲れも吹き飛ぶって。」

優希「……いや、舐めてはくれないですね。治療はしてくれると思うけど。」

紅菜「バカ…。」

悠「はい、はい、熱いのいただきました。どうぞ今晩はフィーバーしてください。」

優希「うわ……腹立つ。」

悠「おっ立つ?どこが?ナニが?」

優希「そろそろ裁判所いきますか?」

悠「その前に犯してやる……。」

優希「いってることが本気で犯罪者だぞあんた。」

悠「冗談。冗談。」

紅菜「けど、よく考えたら女の人にはいいませんよね。」

悠「あー…」

優希「いや、いったらダメだろ。」

悠「女子にいったら本気で警察沙汰になりそうで怖いじゃん。」

優希「ブレーキ掛けれるなら普段からもっとちゃんとブレーキかけろよ」

悠「気にすんな。」

優希「……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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