ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(9/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と摩耶君よ」

悠「戦闘コマンドは常に逃げる一択のおれだ。」

摩耶「がりゅーちゃんと一度ゆっくりお話ししたい僕だよ~」

優希「摩耶君、久しぶりです。」

摩耶「そだね。でも毎日放送は聞いてるよ。」

優希「それはありがとうございます。」

悠「っか、なんだ摩耶、がりゅーに会いたかったのか?」

摩耶「タイマン的な意味でね♪」

悠「なら、ダメ」

摩耶「あはは~。残念♪」

優希「笑顔で殺伐とした空気作らないでくださいよ。」

摩耶「そんなこと無いよ~。僕と悠君は超仲良しだよ」

悠「血を分けた兄弟といってもいいな。」

優希「いやいや。それいいすぎ。」

摩耶「なら、なんだろ?二号さん?」

悠「一号もいないけどね。」

紅菜「本妻はいるんですか?」

悠「居ないって」

優希「とかいいながら何人くらいとつきあってるんです?」

悠「ドフリーだよ!」

摩耶「やっぱりがりゅーちゃんかな?」

悠「なにこれイジメ?そーゆー感じで来るならこっちも容赦しねぇぞ。コラ。毎夜毎夜玄関ののぞき窓にプチトマトぶつけるぞ」

優希「なんて嫌がらせだ。」

摩耶「僕は毎晩ひとりだから玄関でまってるね」

優希「あ、摩耶君はひとり暮しなんですね」

摩耶「そだよ。もうずーっとひとり。」

悠「おれも似たようなもんさ。最近は違うけどな」

摩耶「ハーレムだもんね」

悠「親戚と居候とで固まったのはハーレムとはいいません」

紅菜「つまりその一線を越えたらハーレムですね」

悠「おれに法を侵せと?」

摩耶「あはは。今さらだよね。」

悠「ぎりぎりグレーゾーンだよ!」

優希「それもどうかと思いますけど。」

悠「そうはいうけど優希ちんは知ってるだろ?グレーゾーンだからやれることがあるんだって。」

優希「それはまぁ……。」

摩耶「綺麗なままっていうのも難しいよね。」

悠「おれは無菌室みたいなのより猥雑でやぼったい方が好きだけどな。池袋みたいに」

摩耶「あと秋葉原と新宿もでしょ?」

悠「あーそうだったな。」

優希「そのうち東京中行動領域増やしそうだよな」

悠「流石にそりゃお断りだわ。おれは地域密着型なんでね。地面を這いずるようなことしかしたくないっかできないし。」

優希「やる気があればもっと変わる気もしますけどね」

摩耶「いやいや、悠君はこの天の邪鬼加減がポイントだよ。萌えポイント」

優希「え?萌え?」

摩耶「うん♪萌・え♪」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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