ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(8/29/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とがりゅーちゃんよ」

悠「四季のセクハラマスターのおれだ」

京「日々の鍛錬が大事な己(おれ)だ」

優希「真っ黒なひとと真っ白な娘だな」

悠「誰がまっくろくろすけ出ておいでだ」

優希「いってません」

京「ところで悠お兄ちゃんせくはらますたーってなんだ?」

悠「それはだな……」

優希「知らなくていいことだよ」

京「?」

悠「まぁそれはさておいて、最近どうだ、がりゅー」

優希「会話の行き詰った父親みたいな話しの切り出し方ですね」

京「毎日楽しいぞ。」

悠「そうか。」

優希「終わりッすか?!」

悠「いや、正直なにを話していいもんやら。」

京「己は悠と話してたらなんでも楽しいぞ?」

悠「うぅ…眩しい」

京「?」

優希「やっぱり真っ黒じゃないですか」

悠「まだだ。まだいける……。」

紅菜「ちなみにがりゅーさんは夏休みなにしてたの?」

京「もちろん鍛錬だ。」

優希「他には?」

京「料理も少し勉強したぞ。」

悠「ああ、生姜焼きな。なかなか美味かった。」

京「よしっ!これからも頑張る!」

紅菜「今時ここまで純粋な娘いませんよ」

悠「そうだな。けど、もうちょい疑うこととかも覚えたほうがいい気もする」

優希「それにかけては悠さんが居るから大丈夫じゃないですか?」

悠「どういう意味だ?まるでひとが動く疑心暗鬼みたいじゃないか」

優希「いや、そこまでいってませんけど」

紅菜「フォローとかじゃないですけど、悠さんの疑り深さがあるから探偵業をやれるんじゃないですか?」

悠「はは、そういわれると悪い気はしないけど、探偵は本職じゃないからね」

優希「半分本職じゃないですか」

京「悠は探偵してるのか?」

悠「探偵というかちょっとしたトラブルシューターだな」

京「すごいな!」

悠「そうでもないって。結局余計なことに巻き込まれてるだけだし」

京「でも、それで誰かを救えるって大切なことだぞ。己はバカだから難しいことはよく分からないけど……きっと悠お兄ちゃんのしてることは悠お兄ちゃんにしかできないことなんだよっ!」

悠「……」

優希「悠さんもまっすぐには弱いですよね。」

悠「うるへーよ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
88/100ページ
スキ