ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(8/26/深夜3時過ぎ)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

稲葉「深夜の電脳!」

禅「ラジオ…!」

悠「深夜三時過ぎたぜ」

稲葉「はい、特別放送深夜の電脳ラジオを続けていってる訳ですが……」

優日「貞子たんがお眠しちゃいました。」

貞子たん『すぅ…すぅ…』

悠「けど、ツッコミにともきが来てくれたぞ。」

ともき「……」

優日「ともきくん目赤いよ?泣いてたの?」

ともき「寝てたんだよ!!それを何十回も電話かけられて起こされたんだよ!!!」

悠「いや、それほどでも。」

ともき「褒めてねぇよ!!」

悠「えっ……?!」

ともき「なに初めて知りましたみたいな驚き顔してんだよ!!今まで散々なんどもいってきてるだろ!!」

優日「深夜にも関わらず衰えなしの怒濤のツッコミ。」

稲葉「はい。ブレイク&目ざましコーヒー」

ともき「はぁ……どうも。」

悠「ところでこれ、テレビに押しこんだらいいのか?」

貞子たん『すぅすぅ……。』

稲葉「ええ。ちょっとくらいならエッチなことしていいわよ。」

悠「するか。」

優日「変なところで紳士気取るのはかっこ悪い」

ともき「その怒り方はおかしいぞ。っていうか、エッチなことしたらカッコいいのか?」

優日「ひととして最低だよね」

ともき「ああ、正解ないんだな。」

優日「真実はひとつとは限らない」

ともき「迷宮入りどころの騒ぎじゃないぞ」

稲葉「あら、私は真実にたどり着いたわよ」

優日「真実は?」

稲葉「悠じゃなく他の誰かが運べばいい」

優日「なるほど」

ともき「もうなんの話しか解らなくなってるよな」

優日「深夜だしそういうノリで」

ともき「なんでも時間のせいにしてゴリ押すのはどうかと思うぞ」

悠「じゃ、深夜だし優日も帽子とっちゃえよ」

優日「深夜に死ねと?」

ともき「いや、死なんだろ。」

優日「これ皮膚なのどけたら脳髄引きぬけるの」

ともき「その気持ち悪いいいわけ止めろって」

悠「じゃあ、もうおっぱい揉ませてください」

ともき「お前も無理矢理ストレートなセクハラに走るなよ。もはや、笑えるとかじゃなく痛々しい」

悠「おいい、そんな根本を否定するツッコミは止めろ!!」

稲葉「夜中はツッコミも一味違うわね。」

コンコン

悠「誰じゃい!!」

崇「俺だ」

悠「うっわ……。」

ともき「崇さん」

優日「こんばんわ」

悠「え、ラジオ来たの?」

崇「ああ。暇だから顔を出しに来た。」

禅「いらっ……しゃい…ませ。」

悠「トークするのか」

崇「いや、差し入れだけだ。適当に食ってくれ。ともきもご苦労だな」

ともき「はは、ありがとうございます。」

優日「んー私はそろそろ帰ろうかな」

崇「送ろう」

優日「あ、どうもです」

稲葉「それじゃあ、ちょっと過ぎたけど三時の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
84/100ページ
スキ