ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(8/9/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは真桜ちゃんと悠よ」

真桜「ソニー派の真桜なの」

悠「えと……ゲームボーイの魅力のひとつにカラーバリエーションというものがあってだなのおれだ」

貞子たん『会話に参加できない、あたしです……』

優希「昨日の事を聞かなかったことにしようとしてる……っていうか、貞子たん無理矢理混じってきた」

悠「初期型の色違いのゲームボーイブロスを皮切りに、主流となるゲームボーイポケット、ゲームボーイカラー、アドバンス、ミクロ……」

禅「上位…機種を…合わせ……れば…100…種類…以上の…派生モデル…が…あり…ました」

紅菜「そういえば周辺機器も多かったですよね」

悠「ポケットカメラなんて携帯電話より早くついたくらいだし音楽ソフトなんかも内蔵してて周辺機器だけでも遊べるのも任天堂らしい使用だろ」

優希「ポケットプリンタもありましたね」

悠「けど、なんといってもゲームボーイ成功の秘策は設計思想だな。」

真桜「組長、山内が命じたのは子供向け商品としての「低価格」と「耐久性」。これを受けたのがゲーム&ウオッチやラブテスターなんかを手掛けた横井軍平なの」

悠「枯れた技術の水平思考って言葉で有名だな」

優希「つまり?」

真桜「使い古された技術をまったく別の用途に使おうという考えなの」

優希「分かりやすい…。」

悠「ゲーム&ウオッチのときは電卓用の液晶と半導体が市場に余ってて、それをゲームに利用して成功したんだが、ゲームボーイの場合は逆に提携先のシャープが40億もかけて工場を先に作ったからな。」

禅「それ…でも…12500円…という…低価格を…実現しま…した…が。」

真桜「そして耐久性なの」

優希「そんな頑丈なんですか?」

悠「湾岸戦争で倒壊した建物の中から発見されたゲームボーイが外装が黒こげだったにもかかわらず電源が入ったというエピソードは有名だぞ?」

禅「ニュー…ヨーク…任天堂…ワー…ルド…ストア…で…いまでも……デモ画面を……映して…ますよ。」

真桜「厳しい耐久テストを繰り返したことが窺えるなの」

悠「そんな任天堂の姿勢は最新ゲーム機ニンテンドー3DSにも受け継がれてて、3DSのバーチャルコンソールでゲームボーイが遊べるからな。スゴイ時代だよ」

禅「ただ…悠さん……今は…ガッツリ…ソニー派……ですよね?…3DS…持って…ないし」

悠「……てへ♪」

優希「色々台無しだ…。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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