ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(8/8/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と真桜ちゃんよ」

悠「……」
ピポン♪ピンポーン♪ピポン♪ピンポーン♪

真桜「太陽破裂しろなの。真桜なの」

優希「いやいやいや。悠さん何なんですか、そのドアチャイムの連打は」

悠「ベラボースイッチ」

優希「はい?」

禅「ベラ…ボー…スイッチ……は…ボタンを……押す…強弱に…よって…入力……が…変化する…画期的……システム…です。」

悠「正式名称はタッチレスポンススイッチという」

優希「か、解説ありがとうございます?」

真桜「ただ、チャイムで遊ぶのはいけないからやるななの」

悠「まぁ、ベラボーマン以外、ベラボースイッチは使われることはなかったけどな……」

優希「そ、そうっすか」

悠「まぁ、ベラボースイッチとは関係ないが今日はこんなものを持ってきた」

優希「ゲームボーイですか?しかも初代の」

真桜「任天堂から1989年に発売されて全世界で一億台以上売り上げた携帯ゲームのパイオニアなの。」

優希「真桜ちゃん、詳しいね」

真桜「PCエンジンやメガドライブみたいな高性能機が発売されたこの時期にあえてモノクロ画面の低性能機を投入しようとは正気を疑ったなの」

優希「真桜ちゃん、いくつなの?」

悠「しかし、フタを開ければロンチソフトマリオランドや初期に発売されたテトリスが大ヒットして、出せばミリオン確実の怪物ソフトポケットモンスターが初登場したゲーム機なんだよな」

優希「ああ、ポケモンの肝の通信機能の搭載も画期的でしたね」

紅菜「やっぱりソフトのおもしろさあってのハードってことだものね。私もテトリス好きですし」

悠「テトリスといえば……セガがアーケードで大幅なアレンジを加えたからこそ大ヒットだというのに……!」

優希「悠さん?」

悠「回転入れも段差落ちも遊びもセガが作ったのに……それを任天堂がメガドライブ版発売直前に横からやってきてかっさらうとか…」

紅菜「セガ好きだったんですね……」

禅「ヒソヒソ(優希…さん…これを…)」

優希「(うん?紙?)」

悠「本当ならいまごろ天下を取っているのはセガの……」

優希「えーと、Wikiではセガのライセンス取得が甘かっただけと書いてあるそうです」

悠「……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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