ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(8/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と千夜くんよ」

悠「嘘もつくし、逃げも隠れもするが約束は守るおれだ!」

千夜「暑くてバイク転がす気にもなれねぇ俺だ。」

優希「暑いですよね。正直一日一回はいってる気がします。」

悠「脱水症には注意しないとな。特に怖いのは無意識脱水」

千夜「なんだそりゃ」

悠「読んで字のごとく、無意識に起こす脱水症状だ。これは室内でも起こったりするから気を付けよう」

千夜「症状の内容をいえや」

悠「えーと……脱水症は、水分Na(ナトリウム)が欠乏した状態で一般的に、水分欠乏とNa欠乏に分類され、典型的な症状で…」

千夜「端的に言えないか?」

悠「えーと…じっとしてても夏場はコップ一杯分とか軽く汗をかくからこまめな水分補給は大事といいたいんです」

千夜「はなっからそういえや」

悠「いや、こーゆーのはちゃんと説明をだな。」

紅菜「質問いいですか?」

悠「はい、どうぞ」

紅菜「水分欠乏とNa欠乏は違うんですか?」

悠「物としては違うけど、臨床的には両者の混合タイプとして扱うのが実際的で、分類にこだわるべきじゃないな。ちなみに脱水症と熱中症は同時に起こりやすいから倒れて死ぬパターンが多いのはそれね。手足の痺れ、吐き気、血管の収縮による頭痛ete、ete…が併発したら意識障害にもなるだわさ」

貞子たん『脱水症怖い……水分取る』

優希「えと、幽霊だよね?」

貞子たん『たこにも…』

優希「いかにもな。」

千夜「俺はオカルトは信じてねぇんだけど」

優希「めっちゃ目の前に居ますけどね。」

貞子たん『呪まーす…』

千夜「あ゛ぁ゛?」

貞子たん『ひぅ……!』

悠「幽霊に啖呵切るなよ」

千夜「お前だって「あー?」とかいうだろ」

悠「あ゛ぁ゛?くらいでビビるなよ」

優希「手のひら返し早…」

紅菜「素朴な疑問なんだけど幽霊って食べ物を食べたり飲んだりするの?」

優希「こっちはこっちでマイペース。」

悠「人間の血肉じゃないのか?」

優希「怖っ。」

貞子たん『違う。直接食べるワケじゃなくて……食べ物の魂みたいなのを食べる……だから形そのものはそこに残る…。つまりは味や食感だけをおいしくたべる…』

千夜「よくわかんねぇな」

悠「じゃあ呪い殺そうとするのは、殺したヤツの魂を食うからか?」

貞子たん『違う…。呪いは成功したら……気持ちいいの///』

悠「あぁ、おれがひとの髪を触ると気持ちいいのと同じか。」

千夜「お前らまとめてどっかオカシイよな。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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