ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(7/28/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは神姫さんと臥劉ちゃんよ。」
神姫「私なんでここに居るのかしら……」

京「ここは……なんだ?」

優希「わあ……口上なしのゲスト初めてだ。」

紅菜「っていうか、呼ばれた理由も解ってないみたいね。」

京「誰だ?」

優希「俺は優希」

紅菜「私は紅菜よ」

京「優希と紅菜か覚えた。」

優希「えと、それで……」

神姫「歩いてたら、突然連れてこられたのよ」

稲葉「連れてきたのよ。」

優希「よ、よく連れてこれましたね」

稲葉「神姫さんはちゃんと話せる人よ?普通にお願いしたら来てくれたし」

神姫「たまたま、暇だったからね……。」

優希「はは……」

京「神姫、ここは何をする場所なんだ?」

神姫「ここは……なに?」

優希「改めて聞かれると何なんでしょうね」

紅菜「稲葉さんの家」

優希「そりゃそうだけど。」

神姫「いいわ。京」

京「なんだ?」

神姫「ここで自己紹介しときなさい。そしたらだいたいのひとに伝わるから。」
京「?」

優希「えと、ラジオだからここで話したらいろんな人に聞いてもらえるんだよ。」

京「なるほど。なら、己(おれ)は臥劉京だ。」

稲葉「特技とか夢とかもいってもらえるかしら」

優希「あ…」

京「特技は臥劉宗家臥劉螺拳。夢は……悠お兄ちゃんのお嫁さんになることです!」

優希「噂には聞いてたけど生でははじめて聞いた……。」

京「これで良かったのか?」

神姫「えぇ」

稲葉「じゃあ続いて優希くんが紅菜ちゃんの婿になる宣言を生聞きしたいわね」

優希「罰ゲームにしても酷すぎですよね」

紅菜「罰ゲーム…?」

優希「ちが……そういう意味じゃなくてな」

京「優希は紅菜が好きなのか。」

優希「ドストレーッ!?」

紅菜「……」

京「己も悠お兄ちゃんが好きだ!好きだ!好きだ!大好きだ!」

優希「唖然……」

紅菜「呆然……」

神姫「京、五月蝿い。うちに帰って布団の中でいいなさい」

京「けど、神姫。好きな人に好きっていうとすごく幸せになれるんだぞ!ほっぺたが落ちそうなくらい美味しいものを食べたとき…ふかふかぽかぽか布団でぐっすり眠ったとき…それよりももっともっと幸せになれるんだぞ!」

神姫「はいはい…」

優希「愛は偉大ですね…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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