ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(6/29/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と柏さんよ」

悠「チッ」

柏「チッ」

優希「なんでですか!なんでですか!!なんでですか!!!」

稲葉「あら、どうしたの優希くん。元気いっぱいね。」

優希「いやいやいや、元気とかじゃないですよ!?真横が一色触発雰囲気なんですよ!なんでこの二人なんですか!」

紅菜「落ち着きなさいよ」

優希「なんで落ち着きけれんだ!?」

稲葉「本当は悠と金剛さんの予定だったけど、金剛さんが急遽これなくなって代わりに柏さんに来てもらったのよ」

柏「相手がこのガキとは聞いてねぇぞ」

悠「ガキじゃねぇよボケ。お前より生まれたのが遅かっただけだ」

柏「お前さえ産まれなかったら紅葉さんは死ななかっただろうな」

悠「……」

優希「そ、それはいっちゃダメなんじゃ」

悠「いや、構わん。それは事実だ……けどな、ひとんちの家庭事情にまで口出してんじゃねぇぞ。コラ」

柏「その家庭をメチャクチャにしてぶち壊したのは何処のどいつだ。コラ」

悠「お前……本気で切れるぞ」

柏「は?だから、なんだ?」

悠「……」

柏「……」

優希「稲葉さん、この空気どうする気ですか?」

稲葉「少し早い納涼かしら」

優希「納涼のまえに空気が重いです…」

柏「これ以上、そいつの面をみてられねぇ。俺は帰るぞ」

悠「こっちの台詞だボケ。」

稲葉「じゃあ、ここで特別ゲストに登場していただきましょう。小鳥遊梔姉さまです」

梔「悠ちゃん…柏…」

悠・柏「「!?」」

梔「……二人とも、いちびるんもええ加減にしないや…。」

悠「い、いや、違うんすよ。おれは和やかにしようとしてたのに柏のボケが」

柏「ほざけ。テメェが和やかにならねぇ原因だろ。」

悠「おれは歩み寄ってんだろ!なのにお前が!」

柏「歩み寄って?は、なに夢見ごといってやがる。俺とお前はもうどうにも…」

梔「やめなさい!!柏、聞いとったら言い過ぎやで。」

柏「あのな姉貴、俺はこのガキに現実てのを…」

梔「アンタがいうてるんは暴言や。従弟を傷つけてどないしたいんや。」

悠「いや、大丈夫っすから。」

柏「この程度で心が折れんならとっとと折れりゃあいいんだよ」

悠「お前は首の骨が折れろ」

柏「てめぇがな。」

梔「はぁ…こまったもんや。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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