ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(6/21/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは鈴猫さんと優日よ。」

鈴猫「雨は苦手だけど、雨音は好きな私です」

優日「雨で連想するのがアメフラシな私です」

優希「アメフラシってあの海にいる気持ち悪い生き物ですよね」

優日「そうそう。刺激与えたら紫の体液を吹き出すでっかいナメクジみたいなの。」

優希「……好きなんですか?」

優日「ぜんぜん。むしろ苦手」

優希「(なんで話題にだしたんだろうか)」

鈴猫「良かった…。」

紅菜「けど、こう雨続きだと気が滅入りますね」

鈴猫「そうだね。あんまり出掛けたくないし。」

優日「逆に悪天候なほど出歩く人も居るけどね。」

紅菜「鈴猫さんなんかは髪が長いから雨の日とか大変じゃないですか?」

鈴猫「すごくベタベタするかな。毎晩お風呂あがりも乾かすのが大変だし。夏が本番になるまえに少し切ろうかなって思ってるの」

優日「え~、鈴猫さんは長い方がいいですよ」

鈴猫「そう?」

優日「だよね?」

優希「なんで、俺に聞くんです?」

優日「男の人の意見を参考にしないと」

優希「禅さんも居ますけど?」

禅「あぁ…俺の…事は…気に…しな…い…でく…ださ…い。壁か…アメ…フラシ…と…思って…くだ…さい。」

優希「今の流れだとアメフラシは嫌われものですよ?」

禅「……アメと…ブラシ…で」

優希「車でも洗うんですか…」

優日「とりあえず、ヤマアラシの話しは置いといて」

優希「してないです。」

優日「それで、鈴猫さんの髪についてだけど…」

優希「鈴猫さんなら短くても似合うと思いますけど……。長い方がお姉さんって感じはしますよね」

紅菜「千歳は男の娘になるわよ」

優希「男だよ!」

優日「髪型ひとつで雰囲気って変わるよね。」

鈴猫「優日ちゃんは…」

優日「帽子は外しませんよ。」

鈴猫「まだなにもいってないのに!?け、けど、たまには帽子脱いで…」

優日「これ、皮膚なんですとったら脳髄飛び出ますよ。エグいよ?」

優希「前もいってましたよね。」

優日「ワンパ……犬の卒倒で悪かったね。」

鈴猫「犬の卒倒?」

優希「ワンパターンていいかけて言い直したら。もはや台無しです」

鈴猫「……どういうこと?」

紅菜「ワンが犬、パターンが卒倒です」

鈴猫「……あぁ!なるほど」

優日「時間おいて、しかも説明されて、理解されて、納得されるのってボケ側にはかなりキツい話だよね。」

鈴猫「ご、ごめんね…」

優希「いや、謝るのも違うと思いますよ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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