ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(6/18/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは亮君とともき君よ」

亮「代役で呼ばれた俺だ」

ともき「同じく代役で呼ばれた俺です」

優希「えと……」

亮「言いたいことはわかる。摩耶君と金剛さんじゃないのか…だろ」

優希「あ、その、はい…」

ともき「摩耶君はなんか学校がどうとかで今日は無理らしくて、金剛さんは柏さんに呼び出しをくらったそうだ…」

優希「もしかして、昨日の放送のせいですか?」

ともき「さぁ、そこまではわからないけど」

亮「俺は悠の攻略法のが気になってたまらないが…」

優希「ですよね…。」

ともき「亮はなにか知らないのか?少なくとも俺達よりは悠とスパーリングとかしてるだろ」

亮「……ないなぁ。軽く聞いてくるけど、普段の時と対峙してるときまるで別人なんだからな」

ともき「いや、それはよく分かるけど」

優希「けど、そこがわからないんですよね」

亮「攻略法か?」

優希「いえ、あ、いや、それもわからないですけど。悠さんっていつも「いや、勝てないから」「あんな化け者とやれるか」って、拒否りますよね?」

ともき「そうだな。喧嘩っ早いようで、実際には誰にも挑もうとしたりしないし…」

稲葉「その件に関しては自分でいってたじゃないの」

亮「なにを?」

稲葉「闘わない腑抜けだからって」

亮「アイツが腑抜けならどれだけの奴が腑抜けなんだよ」

稲葉「私にいわれても困るわよぉ。クスクス」

亮「……」

ともき「まぁ、やる気ない奴だしなぁ」

亮「今考えると……悠のコレだっていう場面をあまり見たことない気がする…話しはよく聞くけど」

ともき「いや、そんなことは……アレ?」

優希「……そういわれたら噂はあっても実際この目でみたりはしてないんですよね」

亮「全部が噂だしな。実際にトラブルに巻き込まれて解決したところも見たことないし。」

ともき「俺は何回かあるけど…深いところまでは知らないし」

紅菜「表彰なんかの実績は残ってないんですか?」

ともき「警察も政治も嫌いな悠が自分の顔が載るような痕跡を残すわけないよな。」

優希「ある意味インビジブル(不可止)ですね」

ともき「インビジブル……っていうよりは、ぬらりひょん?のらりくらりといつの間にか居るし」

亮「妖怪で例えるなら天の邪鬼だろ」

紅菜「…なんの話でしたっけ?」

ともき「あれ?」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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