ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(6/16/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ」

悠「目付きが悪いからこんな髪型をしてるわけじゃないんだよのおれだ。」

ミハイル「最近の趣味はやっすいドラマを見て文句をいいながら笑うことの僕だ」

悠「やっすい人間がなにをいうか」

ミハイル「僕は歩く身代金だぞ!」

悠「お前という人間がやっすいといっとるんじゃ」

優希「あのパターンが昨日と同じになってます」

悠「おぉ、すまん。つい、ミハイルの顔をみたら存在を否定したくなってな」

ミハイル「そんなに僕が好きなのか」

優希「超ポジティブ…」

ミハイル「そうそう最近、ダイヤ産業の他にも兵器産業でひともうけしたいと考えてるんだが」

悠「こーゆーやつがいるから世界から戦争がなくならないんだろな。」

ミハイル「金になるなら魂でも売るのが僕だ。買うか?」
ビチビチビチ

悠「なんだその絵に書いたような魂は…」

ミハイル「今ならもういっこ着けてもいいぞ」
ビチビチビチ
ビチビチビチ

優希「うわぁ…人魂がビチビチビチしてる」

悠「どれだけ人間離れしてるんだコイツ…」

ミハイル「冗談だ。」
ビチビチビチ
ビチビチビチ

悠「その冗談が床で跳ね回ってるぞ…」

紅菜「兵器産業って、どんなものを売るの?」

ミハイル「そうだな。船が相手なら機雷か魚雷だな。有線誘導魚雷なんかは理想的だがホーミング魚雷も捨てがたいし。アスロックミサイルとかヘッジホッグなんかも…」

悠「世界のためにやっぱりコイツ消すべきだろ」

ミハイル「けど、僕が好きなのはあれだな」

悠「あれ?あれというともしや…」

ミハイル「そうあれだ」

悠「ひわい~」

ミハイル「なにを考えてる」

悠「にゃーん」

ミハイル「あれといったらあれしかない!科学が産んだ恐るべき殺人兵器。ライトアムプリフィケーションバイスティミュレーテッドエミッションオブラディエーション!略してレーザー!」

優希「略さなかったらレーザーってそんな長いのか」

悠「今でこそ平和目的にも利用されてるけど、もともとはアメリカ軍が殺人光線として開発した恐ろしい兵器だしな」

ミハイル「ちなみに第二次大戦中日本軍も殺人光線の研究をしていたのだ。一応できたことは出来たのだが鼠一匹殺すのに30分以上かかったそうな。これは嘘のような本当にあったお話。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
11/100ページ
スキ