ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(6/13/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは楓子ちゃんとともき君よ」

楓子「強さとは我儘を貫くことを推奨する私ですやよ」

ともき「なら、悠は十二分じゃないかと思う俺です」

楓子「師匠はとても素晴らしいことをいったことがありますやよ」

優希「なんて?」

楓子「おれはおれより我が儘な奴が嫌いなんだよ…っと、心に響く名言を」

ともき「心に響くのは違うと思うけど」

楓子「そうですかやよ?」

紅菜「ときどき洗脳かなにかされてるんじゃないかと思っちゃうわね」

楓子「洗脳ではなく崇拝ですやよ」

ともき「それギリギリアウトライン超えてるから」

楓子「冗談ですやよ」

ともき「わりと冗談に聞こえなかった」

楓子「やはり師匠のように上手くボケれないですやよ」

優希「そこは無理しなくていいと思いますよ」

紅菜「それで、悠さんと決闘はできそうなの?」

楓子「いやぁ、師匠はしてくれないですやよ。」

優希「他にはいないのかな?」

楓子「ちょっと待ってくださいやよ……。」
スッ…ペラペラ

ともき「手帳?」

楓子「師匠にならって私も手帳を持ち歩いてるんですやよ。……あ、決闘してみたいひと居ましたやよ」

優希「誰?」

楓子「瓦谷拳二さんですやよ」

「「「……」」」

楓子「どうかしましたやよ?」

ともき「いや、拳二さんは駄目だろ。」

楓子「確かにとてもお強い方ですからねやよ」

優希「そうじゃなくて…」

紅菜「あのひとはStyle喧嘩なの?」

楓子「いえ、あの方は剛腕の極みというStyleですやよ」

ともき「剛腕の…極み?」

楓子「本当に腕っぷしのみで闘う絶対強者のStyleですやよ。皆さんも見たことあるとおり、あの巨腕さえあれば他に武器はいらないということですやよ。」

ともき「確かに腕もスゴいけど、あの人の腹筋とかチョコレートみたいに割れてるぞ」

楓子「まぁ、あの領域の方は超人ですからやよ。特性、渾身の一撃(パンチ)、怪我知らず(腕)、ガードブレイカー、火事場の馬鹿力+9くらい持ってると思いますやよ」

優希「その手帳ってそういう情報が書いてあるのか?」

楓子「はいやよ。」

ともき「見てみたいような、見るのは怖いような…。」

禅「良ければ…あとで…情報…交換…しません…か?」

ともき「禅君が食い付いた…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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