ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(6/6/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは無しよ」

優希「あれ、いないんですか」

紅菜「大丈夫よ」

優希「なにが?」

紅菜「それより梅雨が近づいて来てるわよね」

優希「え、あぁ、六月だしな。そういえば晴れてるのに雨が降ってるのを「狐の嫁入り」っていうよな」

紅菜「そうね。何か由来があるのかしら。イマイチわかりづらい表現だし。」

優希「まぁ、めったに言わないしな。」

紅菜「光が出てるのに水がふるから……「坊さんの号泣」とかどう?」

優希「坊さんに失礼だろ!っていうか、お前、薬のんだな!」

紅菜「あ、そうだ。天気予報の雨のマークって番組によって違うよね」

優希「(流された…)傘だったり雨粒だったりするな」

紅菜「でも、晴れのマークはだいたい太陽よね。だから、他のマークがあってもいいんじゃないかしら」

優希「どんな?」

紅菜「眩しそうな感じの坊さんとか」

優希「坊さんを使い回すな。あと、晴れの日のイメージが悪い!」

紅菜「そういえば雨に関係あることわざで、雨が降るとかさぶたができる。みたいな意味のがあったよね」

優希「えっ?そんなのあったか?」

紅菜「雨降って血かたまる」

優希「ちがうぞ!」

紅菜「そういえばなんで梅雨になるのかわかる?」

優希「えーと、この時期になると梅雨前線ができて、それが日本の上空に来るから…かな。」

紅菜「えーと、ばい…なんだっけ?」

優希「梅雨前線な」

紅菜「ああ、バイオ戦隊ね」

優希「わざとやってるだろ」

紅菜「雨になるとみみずとか出てくるよね」

優希「そういや、みみずって晴れの日は土の中にいるのかな?」

紅菜「きっと水を求めてさまよってるのよ。こういいながらね…」

優希「「み…みず…」か?」

紅菜「えっ!?いや、ウォータープリーズ…ってね」

優希「変えたろ。今、交えたよな?な?」

紅菜「……でも、夏の前に梅雨があるから水不足になりにくいと思えば雨続きでもしょうがないよね」

優希「(また流された…)そうだな。昔の人は水不足になると雨乞いしてたらしいし」

紅菜「雨乞いって?」

優希「え?神様に雨を降らせてってお祈りする祈祷のことだよ」

紅菜「あ、そのときのセリフが…「アーメン」って訳ね」

優希「違うし。そのための振りか…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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