ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(9/30/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「マタンゴ。俺やで。」

千世子「パペットマスター。千世子なのだ。」

ラム「麒麟。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「キノコの胞子で眠らせ、ぐへへへっ!」

ゆえ「しにんごけ……!」
バババッ!ドバンッ!
友利「ごぶはっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「みんな狂戦士になってしまう。」

千世子「名前が怖いのだ。」

ラム「感染はしたくないわね。」

プロメ(仮)【胞子の恐怖。では、今回は「一人分の余裕」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「一人分の余裕はアメリカで語られた怪異。カロライナ(ノースカロライナ州またはサウスカロライナ州か)の親戚に招かれた若い娘が、その農園の一室に泊まった時のこと。」

ゆうな「若い娘が一人、何も起こらないはずがなく。」

ゆえ「こうかくりつでしぬやつだ……。」

福太郎「主人公やったら死なんから(震え声)」

千世子「窓の外から馬の蹄の音が聞こえ、外を見ると、旧式の立派な馬車がやってきて、彼女の部屋の前で止まったのだ。そして馬車から飛び降りた業者が娘を指さし、「もう一人乗る余裕がある」というのだ。しかしその業者は見るからに恐ろしい姿をしていたため、娘が後ずさると、業者は馬車とともに消えてしまったのだ。」

ゆうな「あと一人乗れるってことは結構ぎちぎちってことだよね。」

ゆえ「わたしはゆったりすわりたいかなー……。」

千世子「満員馬車はきつそうなのだ。」

ラム「しかしその光景は毎晩繰り返され、ついに耐えきれなくなった娘は予定を切り上げて家に帰ったわ。帰宅してからすぐ、娘はタクシーを呼んでかかりつけの医者の所に向かい、医者から幻覚を見たのだと説明してもらったことで安堵したわ。」

ゆうな「果たして幻覚なのかなぁ?」

ゆえ「めにはみえないやみのじゅうにんたちがいる……。」

ラム「地獄先生はいいから。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「一人分の余裕・続」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しまた……。」
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