ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(9/22/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「謡う骸骨。俺やで。」

千世子「からから小僧。千世子なのだ。」

ラム「狂骨。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「骨盤が綺麗でお尻がぷりぷりだと素敵ですよね。」

ゆえ「くだけとけ……!」
パァン!
友利「きゃふん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「綺麗なケツキック」

千世子「キレッキレなのだ。」

ラム「引くほど良い音したわね。」

プロメ(仮)【肉を打つ音。では、今回は「人殺しの牡牛」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「人殺しの牡牛はアメリカで語られた怪異。1890年から1920年にかけてカウボーイたちの間で語られたという怪談で、「人殺し」の烙印を押された雄牛の幽霊が現れた、という話だったという。」

ゆうな「雄の牛なだけでミノタウロスとかじゃないんだね。」

ゆえ「めいきゅうじゃないからね……。」

福太郎「確かにミノタウロスはバリバリに人殺すなぁ。」

千世子「この雄牛は元々テキサス州ブルースター群でザック・スペンサーという兄弟に飼われていた雄牛だったのだ。この雄牛は立派な角を持っていたため、兄弟はどちらがこの牛を所有するかで言い争いになったが、ザックはくじ引きをしようという弟の提案を無視して、銃で弟を撃ち殺してしまったのだ。」

ゆうな「なんてひどい兄なんだ。」

ゆえ「うちのおねぇちゃんをみならってほしいね……。」

千世子「実に仲がいいのだ。」

ラム「正気に返ったザックは自分のしでかしたことに噎び泣き、そして牛に自分に押された烙印と同じ「人殺し」という焼き印を押し1000年の間この周辺を歩き回ることを神に祈って牛を放したわ。そして自分自身は弟を埋葬した後に自殺したわ。」

ゆうな「弟が一番かわいそう」

ゆえ「はっきょうしすぎやろあに……。」

ラム「正気の沙汰ではなかったんでしょうね。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「人殺しの牡牛・続」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しまた……。」
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