ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(6/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは翡翠ちゃんよ」

翡翠「…ぺこっ…」

優希「えと、もしかして…飲んだのかな?」

翡翠「…コク…」

優希「普通子供に飲ませますか?」

稲葉「害は無いし。強制的に飲ませたんじゃないわよ。自分から飲みたいっていったのよね」

翡翠「…コク…」

優希「そうなんだ……。」

紅菜「っていうか、喋らないわね」

翡翠「…なにはなしたらいい?…」

優希「えと…なにかネタあります?」

稲葉「新聞でいいかしら」
パラッ…
翡翠「…すごいじけん…」

優希「え、どんな事件?」

翡翠「…ぜんぜんよめない…」

優希「……」

紅菜「それ英字新聞だしね。」

翡翠「…えいごむずかしい…」

優希「そうだよな。」

紅菜「けど、小学生ももう授業で英語あるわよね?」

翡翠「…コク……にほんごとちがってつきとかややこしい…」

優希「4月がエイプリルとかか。11月がノーベンバー、10月がオクトーバー…」

紅菜「じゃあ、9月は?」

翡翠「…きゅう…きゅーかんばー…」

優希「きゅうり!?」

翡翠「…さいきんはむずかしいかたかなごがおおい…」

優希「どんなの?」

翡翠「…あいでんてぃてぃとか…」

優希「ああ、確かになんとなくの意味しかわからないよな。」

翡翠「…なんとなくはわかる…」

優希「なんとなくな。」

翡翠「…たぶんおちゃのしゅるい…」

紅菜「アイデンティtea?」

優希「うん。それはちがう。けど、確かに難しいカタカナ語は多すぎるよな」

紅菜「そうね。「わが党のマニフェストは…」とか」

優希「「土地開発の環境アセスメントを…」とか」

紅菜「「国民全体のコンセンサスを…」とか」

紅菜「「ユビキタス社会のテクノロジーが…」とか」

翡翠「…ほんばろしあのびーふすとろがのふが…」

優希「料理!?」

紅菜「なんか、ゆるやかだけど良いわね。」

翡翠「…かたかなごもむずかしいけどかんじもむずかしい…」

優希「民主主義国家とか?」

翡翠「…みんしゅしゅしゅぎこっか…」

紅菜「おしい、民主主義国家」

翡翠「…みんしゅうしゅうぎこっか…」

優希「今日はなんかほっこりするなぁ」

紅菜「明日は厳しい日にならなきゃいいわね」

優希「嫌なフラグ立てるなよ…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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