ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(6/2/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはミハイル殿下よ」

ミハイル「全銀河の宝の発明王ミハちゃんことミハイル・竜胆・八世の僕だ!」

優希「薬の実験は終わりですか?」

ミハイル「いやいや、まだまだ続けるがたまにはぼくのような偉大な人間がでてこないとダメだろ」

紅菜「あい変わらずの何様ですね」

優希「し~」

ミハイル「僕はいろいろと多趣味でな最近では手品をはじめたんだ」

優希「へぇ、じゃあ何かマジック披露してくれますか?」

ミハイル「いいぞ。ほれ。」
スッ
【マジックインキ】

優希「……」

紅菜「……」

ミハイル「なんと今からこのマジックが…」

優希「あ、なんだ。そういうことか」

ミハイル「このマジックが本気になるぞ」

優希「本気に…?」

紅菜「まさかマジックが勝手に動き出すとか…」

ミハイル「3・2・1…」
スッ…

【マジックインキ】

【マジ】

紅菜「イラッ」

優希「手品ってのはそういうのじゃなくて、そのマジックが消えたり不思議なことが起こらないと」

ミハイル「消えるといえば、マジックを使ったあとフタをしようと思ったらフタがさっき置いたはずの場所から消えてることがある。そしてそのフタは探した結果自分の手で持ってたりする。不思議だ」

優希「それはあるあるネタです」

紅菜「大がかりなマジックをイリュージョンっていうわよね」

優希「なんでイリュージョンっていうんだろうな」

ミハイル「それはあれだ。まず人が大きい箱に入って、開けたらその人が消えててお客が不安になる。だが、合図と共にその人が別のところから出てくるとお客は安心して……ああよかった。居るーじゃんてな」

優希「イリュージャン!?」

ミハイル「まぁ、僕がそのうちイリュージョンを見せてやる」

優希「できるんですか?」

ミハイル「まぁな、地味なイリュージョンを…」

紅菜「せっかくやるんなら、もっと派手なイリュージョンにしてくれませんか?」

ミハイル「うーん……どうしようかな…とりあえず、それは保留ジョンで」

優希「それがいいたかっただけだろ。」

稲葉「……あ、うちの近所にジョンっていう犬がいるのよ」

ミハイル「いぬージョンか」

優希「もういいよ!!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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