ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(7/12/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「サタン。俺やで。」

千世子「デモゴルゴン。千世子なのだ。」

ラム「バフォメット。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「全員美少女タイプでお願いしますです!!」

ゆえ「めぎどあーく……!」
ゴォォッ!
友利「じゅぁっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「サタンとバフォメットはともかくデモゴルゴンはどうやろ。」

千世子「なんでも大丈夫なのだ。」

ラム「でしょうね。」

プロメ(仮)【美少女化はお家芸。では、今回は「呪いのチェスト」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「呪いのチェストはアメリカに伝えられる怪異。人を次々と呪い殺すチェストで、その由来は19世紀半ばまで遡る。」

ゆうな「チェストォォォッで人が死ぬのは仕方ない。」

ゆえ「ごちぇすとでごわす……。」

福太郎「薩摩武士は帰ってどうぞ」

千世子「当時、ジェイコブ・クーリーという人物が子供のため、アフリカ系アフリカ人の奴隷、ホセアに作らせた木製のチェストであったが、クーリーは完成品が気に入らなかったため、ホセアを殺してしまったのだ。これを知った奴隷の仲間たちは復讐のためにチェストを呪わせたのだ。乾いたフクロウの血をチェストのある引き出しに振りかけ、聖歌をうたったのだ。」

ゆうな「殺した人じゃなくてチェストに呪いをかけるんだね。」

ゆえ「かわいたふくろうのちをふりかけるのがむずかしかったのかも……。」

千世子「確かに難しいかもしれないのだ。」

ラム「それ以来、チェストはクーリーの家族や子孫を次々と呪い殺すようになったわ。ある者は事故で、ある者は殺人により、ある者は病に倒れ、死亡したわ。彼らに共通するのは、このチェストに衣服を締まっていたということだったわ。」

ゆうな「気に入らないのにチェストそのままで使ってる精神。」

ゆえ「ものもちはいいってことかね……。」

ラム「違うでしょ」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「呪いのチェスト・続」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しまた……。」
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