ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/18/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「イッポンダタラ。俺やで。」

千世子「雪女。千世子なのだ。」

ラム「マーメイド。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「マーメイドの歌声に引き込まれたいですね!」

ゆえ「うみのそこにしずめ……!」
ガンッ!
友利「ぼちゃんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「ガチ目の怪物やけどねマーメイド」

千世子「魅了して引きずり込むのだ。」

ラム「海の妖魔は基本悍ましいのよね。」

プロメ(仮)【惑いたまへ。では、今回は「三組豚、ナイフで暴れるテディベア」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「三組豚はアメリカで語られる不思議な生き物。猫のように小さく、俊敏に動く豚で、三匹が一組になって行動するという。虫を常食とするがその方法は小さめの岩を見つけると、三匹のうち一匹が岩の側に寝そべり、二匹目が岩の下に鼻を突き入れ、そのまま一匹目の上に乗る。そしててこの原理で岩を持ち上げると、三匹目が岩の下に体を突っ込み、ミミズなどの虫を捕まえるのだという。」

ゆうな「賢い豚さん」

ゆえ「さんみいったい……!」

福太郎「ナイストリオネーション」

千世子「ナイフで暴れるテディベアはアメリカに現れた怪異なのだ。悪魔が憑いたテディベアとされ、2006年5月、オハイオ州クリーヴランドの骨董店の歩道に置かれていたというのだ。」

ゆうな「たまにあるよね店先に野ざらしにされてる大きなぬいぐるみ。」

ゆえ「かわいそうなからーりんぐになってるやつ……。」

千世子「ボロボロなのだ。」

ラム「このテディベアの持ち主となると部屋に幽霊が現れる、ラップ音が聞こえる、テディベアの目が光るっといった現象が起きたという。さらにテディベアがナイフを持って襲い掛かってきたため、インターネットオークションにかけられ、落札されたとされる。」

ゆうな「火の中に放り込もう」

ゆえ「ひあぶりのけいだ……!!」

ラム「効果は抜群でしょうね」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「泣き虫鮫、波間の幽霊」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました……。」
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