ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/10/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「針山地獄。俺やで。」

千世子「血の池地獄。千世子なのだ。」

ラム「十六小地獄。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「エッチな地獄を望みますです!」

ゆえ「ちのいけにでもしずんどけ……!」
ドガッ!
友利「ごぽぽっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「エロいことをして落ちる地獄は沢山あるんやけどね。」

千世子「脈脈断処、団処、多苦悩処などなどなのだ。」

ラム「そこらのバリエーションは豊富なのよね。」

プロメ(仮)【団処と朱誅処は統合してもいいと思いますね。では、今回は「トライポデロ」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「トライポデロはアメリカで語られた怪物。カリフォルニア州のチャバラルと呼ばれる低木輪を住みかとしている存在で、伸縮性のある二本の脚と、カンガルーのような尾を持ち、遠目に見ると三脚カメラのような姿をしとる。」

ゆうな「映画泥棒?!」

ゆえ「あれはにそくほこうしてるから……。」

福太郎「パトランプの方は何て名前なんやろね。」

千世子「この足は筒が重なったような形状になっており、自在にその長さを変えられるため、木の上まで体を伸ばしたり、逆に地面に接するほど体を縮めることもできるのだ。またその頭部には巨大な鼻があり、頭部の大部分を占めるのだ。」

ゆうな「なかなか不気味」

ゆえ「かふんとかがんがんすいこみそう……。」

千世子「それは地獄なのだ。」

ラム「トライポデロは嗅覚が優れているため、この鼻によって獲物を探し、見つけると狙いを定め、左頬に溜めている泥を固めたものを吐き出し、獲物に当てて気絶させるわ。それから文字通り足を伸ばしてその獲物を捕食するのだというわ。」

ゆうな「わりと暴力的」

ゆえ「しゃしゅつこうげきなんていうこともしてくるとは……。」

ラム「固めた泥っていうのもね。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「トラップスプリンガー」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました……。」
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