ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(5/23/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と氷室さんよ。」

悠「男は黙って日本酒のおれだ」

氷室「炭酸水も嫌いじゃない私です」

優希「前から聞きたかったんですけど悠と氷室さんてよくわからないんですが」

氷室「よくわからないとは?」

優希「なんていうか……そう、話しとか合うんですか?」

悠「いや、全然。」

氷室「そうですね…。悠さんの女性遍歴の話なんかは盛り上がりますよ。」

悠「したことないよな?」

氷室「あぁ、失礼。これは崇とした話でした。」

悠「まてまてまてまて、聞き捨てならないぞ!」

氷室「あはは。内緒でお願いしますね」

悠「無理だよ!がっつり聞き入れたもん!」

紅菜「それでどんな遍歴だったんですか?」

優希「聞くなよ…。」

紅菜「聞いてみたいじゃない」

優希「まぁ…確かに」

氷室「泣かしてきた女性は数知らずと勝手に決めつけました」

悠「本人がいないところでひどい決めつけだ」

氷室「あと、真桜さんとは出来てると断定しました」

悠「なにをいってる。っか、なにひとつ証拠もないのに断定すんな」

氷室「こういう風に噂を流しておけば勝手に外堀が埋まっていっていつかは真実になると真桜さんがいっていましたので」

悠「なぁにをいうとるんだ。あの幼娘は…。っか、氷室さんもなんでそれに乗るかなぁ」

氷室「女性に頼まれたら断るのはアレじゃないですか。それにそのおかげか普通に真桜さんから連絡とかもらえますよ」

悠「またおれの知らない新事実に直面したぞ。」

氷室「夕食もごちそうになったりしてます」

悠「いつ?ねぇ、いつ?」

氷室「悠さんが帰る前ですね…。あ、けど勘違いはしないでくださいよ。私はフェミニストなだけで、悠さんと真桜さんの仲を裂こうとか間男みたいな真似は絶対にしませんから。」

悠「おい、悪いんだけど、ツッコミやってくれない?」

優希「面白いからやめときます」

悠「優希ちんまで敵になった…だと」

氷室「まぁ、けれど…いいじゃないですか。あの歳であの器量は素晴らしいですよ。全身全体に覇気は感じられませんでしたけど」

悠「確かにハキハキした真桜はおれも見たことないな」

優希「脱力系だしな」

悠「夏場はとくに酷いぞ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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