ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(12/11/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「マーマン。俺やで。」

千世子「潜む者。千世子なのだ。」

ラム「影。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「陰っていう字はエロスを感じますですね。」

ゆえ「ねぇわ……。」
ベキッ!
友利「ぎぃっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「陰(かげ)いうか陰(いん)読みしとる感じかな。」

千世子「発想が思春期男子なのだ。」

ラム「それで済まないやつだけどね。」

プロメ(仮)【アダルティス。では、今回は「ケムトレイル、恋文のレプリカ」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「ケムトレイルはアメリカ及びヨーロッパに現れる怪異。飛行機雲のような見た目をした雲が、長時間にわたって消えず、やがて拡散して普通の雲となる。しかしこの雲は時に朱色や虹色に変色し、粘着性の物体やミルク色の液体を落とすことがある。さらにこの雲が現れた地域の住民が健康被害を訴えることも多発しており、その正体は化学兵器や気象コントロール実験ではないか、という説が語られとるね。」

ゆうな「ウェザーリポートのスタンドかもしれない。」

ゆえ「へびーうぇざー……!」

福太郎「カタツムリになってしまう」

千世子「恋文のレプリカはアメリカで語られる怪異なのだ。テキサス州のオースティンにあるドリスキルホテルに展示されていたという絵画で、バラの花束を手にした少女がこちらに向かってほほ笑む姿が描かれているのだ。」

ゆうな「薔薇と美少女の組み合わせはいいね」

ゆえ「きれいなばらにはとげがある……。」

千世子「ローズウィップしそうなのだ」

ラム「この絵はホテルの五階に飾られていたが、絵に近づいた人々が吐き気やめまいを訴え、絵の中の少女の表情が変わったという証言もあったわ。そのほかにも地面から持ち上げられるような奇妙な感覚が起こる、ホテルのホール全体に幼子の声が響く、ボールが階段をはねる音がする、といった現象が起きたというわ。」

ゆうな「絵画の怪」

ゆえ「すたんどこうげきをうけている……。」

ラム「なんでもスタンド扱いしない」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「ゴールデン・ゲート・ブリッジの幽霊、ゴリラ沼」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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