ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(5/7/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオTHE・TRPGの時間よ。プレイヤーはともき君、友利ちゃん、優希くん、紅菜ちゃんよ」

~廃棄された下水道~

友利『まぁとにかく、敵を倒せたし先に進みましょうです』

優希『その前に一個だけ確認したいんですが』

稲葉「なにかしら」

優希『装備品の受け渡しってアリでしょうか?』

稲葉「いいわよぉ。お金も装備品も自由にしてくれてかまわないわよ。(重)の数値が(力)の数値を超えなければ。ただしロールプレイの範囲内で……ならだけど」

優希『なるほど……じゃあ次からの戦闘はお前が先制してくれ』

紅菜『いいの?』

優希『俺はナイフアタックに切り替えて弾は全部お前に渡すわ。火力優先で……いいっすよね?』

稲葉「ええ…いいわ。ただ戦闘中の道具の受け渡しは1ターンかかるから気を付けてね」

優希『了解』

ともき『なんかそれマガジン共用ってシステムのスキ突いたズル技くさくないか?真面目にするっていった矢先に…』

稲葉「まぁこれくらいはいいわよ」

ともき『うーん…サブマシンガンとハンドガンならまだ納得はいくが…』

優希『……ともきさん』

ともき『なんだ?』

優希『これくらいはしないと…詰みます。どうせやるなら俺はクリアしたいです』

ともき『……オーケー』

稲葉「クスクス、その意気よ。」

友利『さてと…じゃあ通路をこのまままっすぐ進みましょうです』

ともき『そうだな』

優希『……』

ともき『どした?』

優希『いや…よもや起き上がって後ろから襲ってはこない……ですよね?』

オオネズミ『……』

ともき『おいおいいくらなをでもそれは……いやまてよ…』

優希『死体調べれますか?』

稲葉「可能よ。完全に死亡しているようね。」

紅菜『さすがにそれはないでしょ』

友利『みたいですね』

優希『…うーん』

紅菜『なに?』

優希『いやーしくじったかな。これをやったことで今後うかつに死亡確認を忘れたりしようもんなら何してくるかわかんないっつーか…』

紅菜『まさかそんな急に新ルールとか…』

稲葉「……」

紅菜『あれ稲葉さん?なんで黙ってなんでゲンドウ?』

稲葉「さて通路をそのまま行くと…」

紅菜『あっ話進め出した』

優希『地図だと次に左にまがると…』

稲葉「ええ…するとその曲がり角に青白い光が見えます」

ともき『クリーチャーか?』

優希『じゃあ索敵頼むわ俺は(感)1だし…』

紅菜『次は私もバンバン攻撃するわよ』

友利『回復は任せてくださいです』

稲葉「あ…あのね、敵じゃなくてアイテムなんだけど」

紅菜『え?』

ともき『そんなまさか…』

優希『いいんですか!?』
稲葉「…どーゆー目で見られてんのかしら……今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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