ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(11/17/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「天狗。俺やで。」

千世子「猫又。千世子なのだ。」

ラム「ろくろっ首。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「んー……全員えっちぃ女妖としてイメージできますねぇ~。」

ゆえ「くびしめ……。」
ミヂッ!
友利「きゅっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「脈をキュッと。」

千世子「意識もキュッとしちゃうのだ。」

ラム「そんなかわいいモノじゃないでしょ。やってること。」

プロメ(仮)【締め落とし。では、今回は「グリーンマン」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「グリーンマンはアメリカぺのペンシルベニア州に現れるという怪人で「顔無しチャーリー」とも呼ばれとる。同州のピッツバーグには、夜になると全身を緑色に光らせて通りをうろつき、人間を見つけると捕まえて住処であるトンネルに連れ去るグリーンマンのうわさが流布しとる。」

ゆうな「ワンチャンイルミネーション好きの変態かもしれない」

ゆえ「へんたいだー……。」

福太郎「どっちにしても怖いやん」

千世子「その正体は、雷に打たれる事故によって顔がつぶれ、全身が緑色に光るようになったチャーリーという人物で、自分を煙たがる周りの人間たちを恨み、復讐するようになったというのだ。」

ゆうな「ヒーローじゃなくてヴィラン側だった」

ゆえ「けどみどりにひかってたらふつうににげれそう……。」

千世子「バレバレなのだ。」

ラム「この怪物にはモデルになった実在の人物がいるというわ。それが1910年に生まれたレイモンド・ロビンソンという人物で、子供のころ事故で電線に絡まったことで大やけどを負い、顔の大部分を失ってしまった。以来、彼は人目につかない夜のうちに散歩をすることを楽しみにしていたが、心無い住人達によって笑いものにされたというわ。それでもレイモンドが人を恨むことなく、求められれば一緒に写真を撮るなどしていたわ。」

ゆうな「実在の人物は怪人じゃなかった。」

ゆえ「なんってこったい……!」

ラム「強い心は大事ね。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「グリドルグリーザーピート、グリンニングマン」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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