ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(5/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオTHE・TRPGの時間よ。プレイヤーはともき君、友利ちゃん、優希くん、紅菜ちゃんよ」

~廃棄された下水道~

友利『で…どっちに進むです?まっすぐいって左に曲がるか右に行くかです』

優希『水路も怪しいけど即ボス部屋を目指すかどうか……か。そういえばレベルアップとか成長はどういうふうになるんですか?』

稲葉「ミッションが終わったらまとめてやるわよ。…あと勝手にボス部屋とかいうのやめてくれない?」

『『……』』

優希『…じゃあ右からかな大部屋いって水路って感じでどうですか?』

ともき『いいんじゃないか弾数に限りあるし。ザコはナイフアタックかな…』

稲葉「右に進むのね。じゃあ道の途中で(感)+1Dで判定してもらえる」

紅菜『敵ですか?とりあえず5です』

【2+(感)5】

稲葉「あら、索敵成功ね。ちなみに振れるのは一人だけだから」

紅菜『えっ!?せっかくダイス振ったのに…』

ともき『成功だし良いじゃないか…』

稲葉「クリーチャー「水ね…」コホン「オオネズミ」を発見しました戦闘開始してください」

優希『ネズミ…ねぇ』

稲葉「このクリーチャーはすでに第六研究機関にて生体解剖が済んでいるので能力値が公開されるわ」

(敵)オオネズミ
【能力値】
(体)20(速)4(感)5
【攻撃方法】
前歯<近接>
(命)5(威)2
【生体】
肉食

ともき『威力…2!?ちょっ…は?』

優希『そういや結局HPは(体)と…』

稲葉「イコールよ。じゃあ戦闘システムを説明するわね。まず完全ターン制で味方ターン敵ターンを交互に行っていきます。最初の索敵で敵の(感)値以上なら先制で、失敗したら強襲されることになるわ」

紅菜『要は先手後手を決めてるんですね』

稲葉「そして次に隊列を決めてちょうだい。敵味方それぞれに前衛・後衛を二列ずつ作ってもらいます。列の移動には1ターンかかり全員後衛なども可能で相手側まで移動することもできます。ちなみに<近接>は隣接している列までしか届きません」

敵後衛
敵前衛
味方前衛
味方後衛

優希『なるほど』

稲葉「<近接>以外の武器ならどこにでも攻撃できます。ただし距離によって命中に補正がかかるわ。味後から敵後に攻撃する場合は命中に(-2)味前から敵後・味後から敵前に攻撃する場合は命中に(-1)の補正がかかります。あと武器の持ち変えおよびマガジンの交換にはターンを消費しません。好きに切り替えてもらって構わないわ。」

ともき『ナイフとの使い分けがしやすいな』

稲葉「医療キットは1ターンの間にその残り回復量ぶん(体)回復を行うことができるわ。ただし対象は一人ね。未使用の医療キットAなら1ターンに最大「5」回復できるけど「1」回復を5回でも「2」と「3」の回復を2回でもOKよ」

友利『はいです。』

稲葉「さて、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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